塩屋天体観測所東経135度子午線を訪ねて
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子午線通過証

 日本標準時子午線ということで、子午線を通過すると、記念の品物が配られることがあります。最近のものだけですが、ご紹介いたします。

日本へそ 訪問証明書(西脇市)

日本へそ訪問証明書

 東経135度と北緯35度の交点「日本のへそ」西脇市の『日本へそ訪問証明書』です。

 ポストカートサイズで、一回り大きな封筒入り。にしわき経緯度科学館の入口で頂きました。ちなみに日本のへそ自体は、経緯度科学館の北西(日本測地系)と南東(世界測地系)にあります。すぐ近くなので、実際に自分の足で訪ねてから手に入れたいものです。

(2003年7月入手)

子午線通過記念証(明石市)

明石・子午線通過証2003

 「子午線のまち」明石市では、1964年より、6月10日の時の記念日に『子午線通過証』の配布を行っています。2004年で丸40年の“伝統行事”です

 当初はポストカードでしたが、最近は趣向を凝らしたものが多くなり、2003年はフォトスタンド兼用のカレンダーでした。図案には天文科学館が登場することが多いようです。明石の子午線のシンボルですから、ぴったりですね。

 それにしても、こういうのに市長の顔写真を載せるというのは、どうかと思いますが……

(2003年7月入手)

明石・子午線通過証2002

 こちらは2002年の通過証。写真では分かりませんが、片とじのポストカードセットになっています。ちなみにこのときの市長の岡田進裕さん、2001年に起きた歩道橋事故と砂浜陥没事故で任期途中で辞任しているんですよね。市長の名前と顔なんて入れると、PRどころかイメージダウンになりかねないような気がするのですけど。

(2002年7月入手)

明石・子午線通過証2001

 2001年、21世紀初の子午線通過証です。パスポートをデザインした小冊子になっています。このアイデアはなかなかだと思いました。

 子午線通過証ですが、6月10日の時の記念日に、明石駅や天文科学館などで配布しています。あと最近は、天文科学館の友の会会員にも、おまけで郵便で送られてきたりします。6月10日が休日に重なるとは限らないので、そうでもないと手に入りません。

 過去にはトランプなんてのもあったそうです。1964年からの通過証は、「明石市立天文科学館の40年」(明石市立天文科学館発行)という冊子に載っていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

(2001年6月入手)

オーストラリアの東経135度通過証(オーストラリア・南オーストラリア州ミニパ)

2002オーストラリア皆既日食観測隊子午線通過証

 これはレアものです。

 2002年12月、西はりま天文台と明石天文科学館の友の会が合同でオーストラリア皆既日食観測ツアーを組みました。

 アデレードから日食観測地のセデューナへ向かう途中、東経135度子午線を通過することに気付いた一行は、GPS受信機を準備し、バスを止めて記念写真を撮ることに相成ったのでした。

 40人弱の参加者だけが持っている、オーストラリアの子午線通過証です。

 なお余談ですが、オーストラリアでは日本と同じ時刻系を使っていないので、東経135度は単なる子午線の一つに過ぎません。

(2002年12月入手)

(2005年2月11日更新)

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