塩屋天体観測所東経135度子午線を訪ねて
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子午線の切手


 日本標準時を題材にした切手が、これまで2回発行されています。

 こんなホームページをつくっていて言うのも何ですが、地味なテーマの切手を発行したものだと思います。売れたんでしょうか? 次回のキリのよいところでは2036年に標準時制定150年を迎えますが、果たして今の形で郵便制度が続いているかどうか……

日本標準時制定75年記念 日本標準時制定100年記念
日本標準時制定75周年記念切手 日本標準時制定100周年記念切手
発行日:1961.7.12
図 案:太陽と日本標準時子午線

 東経135度子午線を正面にした地球の図案で、上の写真では分かりにくいのですが、日本列島の右側には「明石」の表記が刷られています。このときは明石で「日本標準時制定75周年記念式典」が行われたそうです。
発行日:1986.7.11
図 案:標準時子午線と時計

 日本列島を通過する子午線と、明石市立天文科学館の大時計のデザイン。地方自治体の科学館で日本の切手に描かれているのはこれが唯一のもの。この大時計、阪神・淡路大震災後に代替わりし、切手に描かれた当時の時計は現在、神戸学院大学で稼働しています。

【参考資料】
『さくら日本切手カタログ2003』,(財)日本郵趣協会編集・発行(2002)
『明石市立天文科学館の40年』,明石市立天文科学館編(2000)

塩屋天体観測所東経135度子午線を訪ねて
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