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阿部新助さん講演会・天体観望会
2007年8月18日

阿部新助さん講演会「太陽系小天体から探る太陽系の起源」

 8月18日、明石市立天文科学館サマーアカデミー最終回、阿部新助さんによる「太陽系小天体から探る太陽系の起源」です。

 阿部さんはもともと流星の専門家。この10年くらいのうちに天文雑誌で流星関連記事に目を通していれば、まず間違いなく阿部さんの解説にお目にかかっているはずです。

 配付資料に、隣の席にいた福原さんのチェックが入ります。NASAの「ニア=シューメーカー」が小惑星エロスに「着陸」したことになってません。:-) たしかにあれはソフトランディングといってよいのかどうか。接地した後も探査機は生きてましたけどね。

 講演会の中ではNASAが飛ばした飛行機の中から撮影したしし座流星群の画像も登場。ああ懐かしい(と思ったら1998年の時でした、そりゃそうだ)。

 太陽系小天体は惑星にならないまま、ということは熱や圧力を加えられることもなく、太陽系の原始の姿を残した天体です。日本の「はやぶさ」はじめ、各国が力を入れて探査機を飛ばすわけです。

 NASAのフライトスーツを着た阿部さんとブラック星博士のツーショット。なんだこの組み合わせは!?

天体観望会「アルビレオ」

 夏休み中盤の今回は、参加者が約100人。前回の木星に比べると少な目ですが「アルビレオ」というのが、一般受けしにくいのでしょうか。一度見てしまうと、ファンになる人が多いのですけれども。

 天文科学館に着いてみると、いきなり敷地内に駐車の列。こうして見ると、やっぱり人、多いです。

 4階で木星観望に使っていた12.8cm屈折の光軸ズレを見つけてしまいました。光軸修正ネジがあるのですが、大事をとって工場行きにするそうです。どうしても荒っぽい扱いをされてしまうので、この際しっかりオーバーホールしてもらうのがよいかもしれません。

 元気になって帰ってこいよ〜!

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