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6913 Yukawa (湯川)
【湯川秀樹/物理学者・ノーベル賞受賞者】


発見日の位置

軌道シュミレーション
NASA's Near-Earth Object Program Office


登録番号6913仮符号1991 UT3
名称Yukawa (湯川) 発見日 1991年10月31日
発見者円館 金,渡辺和郎提案者/推薦者渡辺和郎/佐藤 勲
軌道要素2000.0年分点(MPCORBによる)
元期 2001年10月18日
平均近点角

15.71764°

平均日々運動

0.29480937°

近日点引数

273.51980°

軌道長半径

2.2358459天文単位

昇交点黄経

102.58661°

離心率

0.1388793

軌道傾斜角

4.40770°

公転周期

3.34年

標準等級

13.7等





 1991年10月31日に円館 金さんと渡辺和郎さんによって発見された小惑星。
 命名の由来となった湯川秀樹博士は理論物理学者。中間子の存在を予言し、素粒子論展開の契機をつくりました。この「中間子理論」によって1949年に日本人初のノーベル賞(物理学賞)を受賞。またバングラディシュ会議、科学者京都会議などを通じ平和運動にも貢献しました。1981年没。
 湯川博士は兵庫県西宮市に居住していたことがあり、ノーベル賞の受賞理由となった「中間子理論」は、この西宮在住時代に着想されました。居住地の近所にある苦楽園小学校の校庭には、「中間子理論誕生の地」の記念碑が建られているそうです。

<関連ウェブサイト・参考資料>

・「広辞苑 第四版」,岩波書店(1991)

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