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阪神・淡路大震災の空
1995年1月17日5時46分・神戸市長田区


 1995年1月17日5時46分、淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3の大地震が発生。兵庫県南部地震と名付けられたこの地震による災害は、「阪神・淡路大震災」と通称されるようになりました。

 死者・行方不明者6,433名、全半壊の住家は15万棟に及び、最大で30万人もの人々が避難生活を余儀なくされました。4万9,000戸建設された仮設住宅が解消したのは震災5年後の2000年1月、また震災復興の目的で各地で進められている再開発・区画整理事業はいまも継続中です(2002年1月現在)。
 この震災では仮設住宅での「孤独死」や復興まちづくりの住民参加などコミュニティーの課題が浮き彫りになりました。現代社会を直撃した震災は、人々にくらしや地域、働き方のあり方を深く問い直すことになりました。
 震災について書き連ねると切りがありませんので、手前ミソの関連サイトを紹介させて頂きます。

被災地NGO恊働センター 震災後の復興支援や災害救援を行っているNGOのホームページ。

 1995年1月17日。震災の発生した5時46分は、天文薄明は始まって9分後、実質的には夜間と呼んで差し支えない時間帯です。
 真西よりやや北、高度12.2度の低空に月齢15.4の満月が輝いています。大気の減光で月は赤く染まりながら沈んでいき、多くの人がその不気味な印象を書き記しています。
 南東の空には金星と木星が3°12'の角距離に並びながら輝いています。
 神戸の日の出は7時5分。東南東よりやや南の方角です。実際は水平線でなく、大阪の葛城山上から陽が昇るので、若干遅い時間になります。
 シュミレーションでは神戸市長田区の震災当時の星空を再現しました。


 1995年1月17日5時46分の神戸市長田区の空を示しています。画像作成には「ステラナビゲーターVer.5」(AstroArts)を使用しました。

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