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定例観望会(7月)
2003年7月19日


七夕投影機  今月の投影機は七夕ヴァージョン。織姫や彦星や、七夕にちなんだいろんなイラストが投影機の周りを飾っています。
 天文科学館のエントランスも、七夕飾りでにぎやかな雰囲気でした。
 19:00開始の定例観望会(季節によってスタート時刻が異なります)。
 でも、7月の明石の19:00は、まだまだ日没前。まずはプラネタリウムのドームの中で、今晩見る予定の天体のお勉強です。
 夏休みの自由研究のネタ探しか、高校生の友達連れも目立ちました。曇り空のせいか、ちょっと少な目の20名ほどの参加者。思い思いの場所に腰を下ろし、今宵の星空案内を交えた解説は、ちょっと贅沢な特別投影、といった雰囲気です。
当日資料
写真撮影!?の高校生たち  16階の天体観測室にあがると、雲がちょこちょこ切れ始めていました。明るい星が、ドームのスリットからもチラリホラリ見え隠れします。

 カメラ付き携帯電話で天体写真に挑戦!?する高校生たち。さすがにそれは厳しいのではないかと思うのですが……何事もまずはチャレンジです。

 あとで見せてもらったのですが、星空はともかく、夜景くらいならきれいに写ってるんですよね。最近の携帯電話、恐るべしです。
 観望予定のM13球状星団は、雲が多かったため、急遽目標天体を変更しました。
 一等星のアルクトゥルスと、同じく一等星のベガ。オレンジがかった黄色のアルクトゥルスと、ダイヤモンドを思わせる純白のベガの色合いがとても面白く、きれいでした。
16階天体観測室
明石海峡大橋を見る  再び雲が広がってしまったので、望遠鏡での星見はここで終了。
 で、踏み台に登って何をしているかというと、特別サービスで、ドームのスリット(のぞき窓)から明石海峡大橋を眺めました。

 たぶんこんな経験は滅多にないので、ちょっとだけラッキー!?だったかもしれません。

梅雨が明ければ、今年は火星の季節がやってきます。
8月27日(水)の臨時観望会、そして8月30日(土)と9月6日(土)の定例観望会と、
3回連続で火星を追いかけます。Comming Soon!!

(2003年7月19日/2003年7月21日掲載)

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