前のページへ戻る>
塩屋天体観測所> プラネタリウム・天文台訪問記>明石天文科学館星の友の会>


野外天体観測会の星空案内

1日目・7月20日(日) 21:00

7月20日(日)

月齢 20.4
日没 19:15
薄命終了 20:57


 夏至から一ヶ月ほどですので、日没はけっこう遅く、19:15。
 薄命が終了するのは、なんと20:57で、ほとんど夜21時です。
 日没直後の低空に木星が出ていますが、すぐに沈んでしまうので、見るのは難しいかもしれません。
 一番星は、アルクトゥルスかベガか、はたまた他の星か。

 天の川が東の空に横たわり、日付が変わる頃まで、銀河に浮かぶ星雲・星団を楽しめるでしょう。
 


 

2日目・7月21日(日) 00:00

7月21日(日)


 21:37に火星がのぼってきます。アルビレオのテニスコートは建物の西側にあるので、すぐに火星を見つけるのは難しいですが、あせらなくてもこのまま一晩中見えています。

 この日の火星はみずがめ座にあり、光度-2.0等。視直径も20秒を超え、大接近間近の貫禄が出てきました。気流の状態が良ければ、少し大きめの望遠鏡なら表面の模様など楽しめそうです。

 23:34に、東の空から月が出てきます。
 この時刻の月齢は20.9で、下弦よりちょっとだけ太った月です。

 そろそろ、みなさんぼちぼち眠りにつく時間でしょうか。
 


2日目・7月21日(日) 03:30

7月21日(月・休)

薄明開始 03:18
日出 04:59


 火星が南中するのは3:03。その後すぐ、3:18に薄明が始まります。
 東の空にはすばるがのぼってきますが、月明かりと薄明の中で、どんな見え方になるでしょうか。国立天文台の渡部潤一さんの本で読んだのですが、天文学者の間ではこの時期に見るすばるを「初すばる」と呼んでいるのだそうです。

 ここまで起きていれば、あなたも天文学者気分?
 2002年は5人ほど、粘っていましたが、さて。

 4:59に朝日が射し、短い夏の夜が終わります。
 


 星図は「ステラナビゲーターVer.5」(AstroArts)で作成しました。

このページの先頭へ戻る>
前のページへ戻る>