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「大寒寒波」の到来した1月下旬。 天文科学館で「特別観望会」が行われました。事前申込制の観望会で、実は定例観望会より多くの人が集まったりすることもあります。 この日の夕方は、月と金星が西空に並び、すばらしい眺めが夕空に広がりました。 左の写真は明石市上空の月と金星、手前のドームは天文科学館の太陽望遠鏡です。 |
館内で一通りの解説を受けた後、4階日時計広場で星空観望です。 西空の月と金星、東の空には土星、南西の空には火星が輝き、役者のそろった冬の空。「初オリオン」のお子さんもいたり、きらめく星空に胸ときめく一時です。 |
今回の観望会で目立ったのはデジカメをお持ちのお客さん。 とりあえずカメラに望遠鏡をのぞかせて「パシャ」とやる人が多いのです。そんなに簡単に写るものでもないのですが「数打ちゃ当たる」で、何枚か撮っているうちにきれいに撮れているものもあったりします。このあたりの気軽さがデジカメのよいところ。これからはこんな方々も増えるのでしょうね。 |
寒さも格別でしたが、ここまですっきり晴れるのも珍しいくらいの好天気。 土星の輪に「ワーッ!」。すっかり小さくなった火星も「オーッ!」。 アンドロメダ銀河は「ショボー」って、これは街中の空ですから、残念ながら致し方ありません。 最後はリゲルの秘密をみんなで解き明かしてお開き……、いやもう一つリクエストですばるを観望しましたね。 |
1月31日にはもう一度特別観望会があります(申し込みは終了しています)。
また晴れるといいですね。
(2004年1月24日/2004年1月27日掲載)