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第4回星の友の会例会
2004年3月13日


ポスター展  天文科学館の14階展望室では、ポスター展をやっています。いずれも一枚一枚特別デザインのオリジナルもの。気に入ったものを受付に伝えておくと、会期が終わったあとでもらえるそうです(希望者多数の場合は抽選)。
 えーと、私のお気に入りは左の写真の中に写っている、この日の最新作です。
 こちらは一階のカウンター。受付が始まったところです。今年度の皆勤賞の方にはペンのプレゼントがありました。
 と、あわせて2004年度の入会申し込みもやっていました。2004年度からは、友の会の会員になると、なんと入館フリーパスなのだそうです。……3回来たら入館料だけでも元が取れちゃいますね。
受付
明石の日没  受付の時間帯は、ちょうど夕日が沈む頃でした。
 科学館の玄関前で、みんなで日没を眺めました。黄砂が舞い降りたこともあってか、ちょっと減光の強い夕日です。まもなく春分で、ほとんど真西に近いところに落ちていきます。
 廣瀬館長のあいさつの後、今月末に行われる「星空鑑定能力検定試験」のPR。なんでもプラネタリウムで星空に関する問題を解いて、、「星空鑑定能力」を10級から1級まで10段階で判定するのだとか。
 厳重にカギ付きで保管されている(!)問題の、表紙だけ披露されました。中身見ちゃったらカンニングですものね。
 さてさて、1級を取れる猛者はいるのでしょうか?
星空博士検定試験
四元さん  なんか暗いままブレた写真になってしまいましたが、友の会の副会長の四元さん。
 東条町に観測所を建てたということで、その顛末記のレポートです。雪道の坂を登ったところに建設された私設観測所には、30cm反射赤道儀が設置されているそうです。
 この日は京都大学で天文学を研究されている大学院生を招いて、若き研究者の暮らしぶり、奮闘ぶりを語っていただきました。
 太陽・超新星・理論と、みなさんいろんな分野の研究をなさっているそうですが、麻雀好きなのはなぜか共通項でした。
 質問タイムでは意外にも(?)硬派な質問が続出。宇宙創生の謎から太陽面爆発の仕組みまで、時には院生のみなさんが相談しながら答える場面もあったり、SOHO衛星の画像の質問ではプラネタリウムを動かしながらの説明があったり、中身の濃い時間となりました。
京都大学の大学院生
てんたま  金沢から帰省中の大川さんからは、大学生による未来の天文学者!?の集まり「てんたま」のレポートがありました。主に関西周辺の大学生が集まって、情報交換を中心にいろんな活動をされているそうです。
 ホームページがあるのでリンク貼っておきましょう。→こちら

 それから、この春高校を卒業された会員の紹介もありました。それぞれの夢を目指して、第一歩の旅立ちの春です。
 土星・木星の観望好機ということで、4階日時計広場と、16階観測室で観望会です。
 右の写真は、望遠鏡の接眼レンズにデジカメを押しつけて撮ったもの(原寸大・トリミング済み)……意外に写るものです。
 ちょっと霞のかかった空でしたが、シーイングはまずまず。なかなかきれいな惑星の姿を見ることが出来ました。
土星

例会終了後、時間のある方で集まって、ご飯を食べに行きました。
京都の大学院生のみなさん含めて、15人の大所帯でファミレスの一角に収まり、
わいわいがやがや、こちらも楽しく盛り上がりました。

(2004年3月13日/2004年3月14日掲載)

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