塩屋天体観測所プラネタリウム・天文台訪問記明石星の友の会活動紹介・海賊版
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第4回星の友の会例会
2005年3月13日

水星を見つけようとする人々1 水星を見つけようとする人々2

 こたびの例会は観望会からスタートです。ちょうどこの日は水星の東方最大離角。夕方に水星が見やすくなっているということで、いきなり玄関前での観望会となりました。本当はふだんは入れない4階の西側ベランダでの観望会を予定していたらしいのですけど、流れでこうなってしまいました。

 肝心の水星なのですが、私は見たのですけど、ほとんどの方は見ることが出来なかったようです。日没からの時間が浅く、空が十分に暗くなりきっていなかったのと、かなり雲が多かったことが難しかった要因でしょうか。手持ちの双眼鏡で確認したのですが、手持ちだと他の人に双眼鏡を渡した途端に行方知れずに……三脚に固定しておくのでした。

なゆた望遠鏡見学記 大川くんの発表

 その後は定例の、ドームの中での例会となります。

 会員からの発表は、いきなり私めが指名されまして(トップバッターなんて聞いてないですよ〜)、友ヶ島の子午線標識探訪紀行の報告を致しました。写真はないので、私のサイト内の「遙かなり友ヶ島」をご参照下さい。

 次は館の鈴木さんから、3月5日・6日に行われた「西はりま天文台見学ツアー」の報告がありました(写真左)。参加者は19人。もう少し早く連絡いただいていれば、私も参加できたのですが、残念。

 ごくごく簡単に経過をかいつまむと、明石を出るときは傘が要る天気→西に行くに従って天候回復→西はりま到着後は晴れ→期待を持ちながら夕食中に雪→なゆた見学中は雪→あきらめてトランプなどしていたら天候回復→ファミリードームで観望会、ということです。「なゆたを見学した」「西はりまで星空を見た」ということで、それなりに充実度は高いのですが、肝心の「なゆたで星を見る」ところがお預けになってしまいました。これは2005年度にリターンマッチでしょうか。

 お次は金沢で勉学に励んでいる大川くんからの発表。「電波天文学のすすめ」ということで、目で見る星空とひと味違った電波天文学の紹介と、BSアンテナを使った太陽電波を受信しての部分日食の観測記を報告してくれました。

 あまりにマニアックな内容に、誰も反応できないのではないかという危惧(?)もあったのですが、発表後の質疑タイムには質問殺到。いや〜金沢から駆けつけたかいがありましたね。

 その後は会員の出展している写真展の紹介や、天文科学館のイベント案内、2005年度の天文現象の紹介があって、例会の幕がおりました。

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