塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記|明石星の友の会活動紹介・海賊版
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この日の昼間は珍しい景色が見えました。雲海の明石海峡大橋です。明石海峡に濃霧が発生して、雲に突き出たような大橋の姿となりました。舞子の辺りは霧で視界0でした。天文科学館14階展望室より。
例会の冒頭で、友の会の会長でもある天文科学館の広瀬館長のあいさつ。実はこの3月末で定年退職とのこと。広瀬さんが館長に就かれてからは、それはもう怒濤のようなイベント三昧で、ネタに事欠くことありませんでした。じゃなくて、これまでとは違った層の方が、科学館に足を運んでくださるようになったと思います。
まずは四本さんの報告。江戸時代の天文観測機器ということで、江戸東京博物館で開催されていた特集展示のレポート。からくり展を見に行って万年時計に惹きつけられて帰ってくるあたり、「時と宇宙の博物館」の友の会の面目躍如たるものがあります。
次は加茂さん。1月から2月にかけての、JAXAのロケット打ち上げ三連発の解説です。
何がすごいかというと、ネタ帳の新聞記事のスクラップ。隙間なくビッチリ貼り付けられた紙面に、「どうやったらそんなにきれいに貼れるんですか?」と思わぬ方向で話が盛り上がりました。なんにせよ、継続されているたゆまぬ努力がすばらしいです。
続いて伊藤さんの天体写真スライドショー第三弾。CCD撮影とはいえ、ほんとに神戸市内でとられたのですか? 美しい画像の数々にため息。井上さん選曲のBGMもばっちり決まってましたね。新沢としひこの「誰かが星を見ていた」。むっちゃいい歌です(やる気のないダースベーダーのテーマだったらどうしようかと思いました)。伊藤さんの写真いっぱいのサイトはこちら。
明石ケーブルテレビの情報番組にシゴセンジャーが登場。これを見逃してはならぬとドーム内で上映。20分くらいやってましたか、すごく気合いの入った特集でした。編集がローカル色豊か。館内の時計を点検して回るシゴセンジャーとか、ブラック星博士の単独インタビューとか、抱腹絶倒もの。上映後は拍手がわき起こりました。
なお学芸係より「番組内で『演じる』『着替える』など、不適切な表現がありましたが、あれは間違いでして、シゴセンジャーはほんとにやってくるのです」とのアナウンスがあったことを付け加えておきます(笑)。
おぼろ月夜で観望会は中止。普段は入れない場所で少しだけお月見です。それからドーム内では前回に引き続いて春田くんのホームスターを上映。なんでもこの後、河野くんに貸し出されるのだとか。いいなー。