塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記|明石星の友の会活動紹介・海賊版
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2006年に入って、はじめて晴れた月例の観望会となりました。
プラネタリウムのドームで星のお話から。今宵の観望対象は、ミザールとアルコルです。……すんません、ドームのイスに座って、あたりが暗くなった瞬間に記憶を失いました(汗)。
まずは4階日時計広場での観望会。空は晴れているのですが、透明度は今ひとつ。北斗七星すら、慣れた人でもなかなか見つけられないありさまです。懐中電灯の光の束を頼りに、先ほどプラネタリウムで見た(はずの)星々をたどっていきます。
透明度が冴えない代わりといっては何ですが、シーイングは抜群。12.8cm屈折望遠鏡で土星や木星を覗くと、土星のカッシーニの隙間もバッチリ。そして木星の縞模様のモジャモジャまで見えます。ふだんはあまり使う機会のない高倍率用の接眼レンズも使ってしまいました。
16階観測室ではミザールとアルコルを観望。肉眼二重星を40cm反射望遠鏡で見るという贅沢。5cmファインダー、15cm屈折、40cm反射と、それぞれの望遠鏡で3度おいしい二重星でした。もひとつ見たのはチャールズ王の心臓こと、コルカロリ。これもまた、美しい二重星でした。