塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記|明石星の友の会活動紹介・海賊版
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天文科学館を訪ねると、この人たちがお出迎えです。実は等身大のペーパーモデル。
子どもたちの攻撃を受け続け、若干疲れの色が見え始めていますが、ここは気にしない、気にしない。
もはや何回目の登場か分からなくなりましたが、天文科学館のイベントには欠くことの出来ない存在となった、ローカルヒーローです。
今回のブラック星博士は、明石の時どころか、宇宙の支配をたくらみます。シリーズ最大規模の野望です。この記事を書いている時点では、まだ2日間の投影が残っていますので、詳細は秘密。
ちなみに初日12日の投影では、退散するブラック星博士が、
「次は迷惑駐輪で明石の街をめちゃめちゃにしてやるのじゃー」
と捨てぜりふを残して去っていきました。宇宙支配に挫折したら、迷惑駐輪ですか……まぁ、千里の道も一歩からと申しますし。地道な悪行ご苦労様です(違う)。
投影終了後、プラネタリウム前のホールではノリノリの記念撮影大会です。レッドのポーズが、すっかりヒーロー然と決まっています。
期間中は、受付でクイズラリーの用紙が配られます。館内各地にチェックポイントがあって、クイズに答えて解答用紙を埋めていくのです。もちろん最上階にもポイントがあります。けれどもみんな、エレベーターの扉が開いた瞬間、目の前に広がる明石海峡大橋の勇姿に圧倒されるのです。
でも、縮小した写真だと、今ひとつ迫力が伝わりません。こればかりは、実際に足を運んでみてくださいね。
午前と午後に各一回ずつ、2階の天文サロンで工作教室を行っています。写真は12日午後のうちわ制作。満席で順番待ちでした。いいなぁ、うちわ、つくりたかったなぁ。
納涼と言いながら、酌熱地獄の屋外ステージです。
館のベランダの下は日陰になっていて、テントも立っているので、お客さんは写真の左の方にたくさんいるのです。ステージのみなさんは、炎天下で汗だくの熱演。うう、見ているだけで痩せそうです。
天文科学館は、明石市内のかなり東のエリアに位置しています。JRでは明石駅が最寄駅。そしてもう一つ、明石を代表する駅が、明石の西のエリアにあって、新幹線も止まる西明石駅。
実は、明石にはシゴセンジャーだけでなく、もう一組のローカルヒーローがいるのです。西明石駅周辺で活躍しているという彼/彼女らの名前は「迷惑駐輪ナクスンジャー」!
てことで、ブラック星博士、今度は自転車で登場です。ママチャリで登場する悪役って、ほほえましいです。
そして、今回ブラック星博士とタッグを組むのは、西明石からやってきた悪役「迷惑カケルンダー」。運動神経は抜群そうですが、どことなくセリフ回しのぎこちない、さわやかそうないい奴です(悪役なのに!)。
あらあら、この二人、「駐輪禁止」の看板の脇に、堂々と自転車を停めちゃったじゃあーりませんか。
悪い奴らは許さないとばかりに、シゴセンジャーのコンビが登場です。でもプラネタリウムのドームと勝手が違うのか、どうも今ひとつ、パワーがありません。ブルーなんて自転車につまずいてダメージを受けてしまいます。そうこうしているうちにレッドも自転車につまずきます。あああ、なんてことでしょう!
しかーし、迷惑自転車をやっつける、たのもしいヒーローがいたのです。颯爽と現れたるは、迷惑駐輪ナクスンジャーの5人組。ブルー、イエロー、レッド、グリーン、ピンクと、原色系のカラフルな出で立ち。胸の星マークのおかげで、天文科学館にもすっかり溶け込んでいます!?
迷惑駐輪を見つけたナクスンジャー。行動が素早い!
寄ってたかって「駐輪禁止」のステッカーを貼り付け、あれよあれよという間に自転車を片づけます。噂によると、西明石駅の周辺でもこの格好で駐輪禁止のステッカーを貼っているとか、いないとか。
せっかくの迷惑駐輪、片づけられて黙っている悪役タッグではありません。例によって、クイズとなぞなぞの勝負です。
「ブラック&カケルンダーなぞなぞアターック!」
なぜかここだけ、悪役の方が決まっていたシーン。結局、クイズもなぞなぞも立て続けに2連敗しちゃうのですけど。
最後の問題には、ナクスンジャーのジュニア部隊「チビナクスンジャー」も応援に駆けつけます。かわいらしさに既に意気消沈気味の悪役タッグ。このあと見事に敗れ去り、退散していきました。
でもですね、シゴセンジャー2人に、ナクスンジャー5人、チビナクスンジャーが9人。合計16人。
この大チームに対して、ブラック星博士と迷惑カケルンダーの2人で立ち向かったのです。
勇敢な悪役に拍手ーっ(違う)。
本日のオールスターキャストのみなさんでした。
13日の最終投影は、アクアマリンのコンサート。前にスターウィークのテーマ曲だったCOSMOSは、聴き飽きるほど聴いていたのですが、ライブは初めてです。
実は私、開始時間を間違って覚えていて、後半しか聞いてないんですよね(涙)。
ボーカルのSachikoさんの声が、プラネタリウムの星空にマッチして、とってもいい雰囲気でした。ていうか、この人、天然で、喋ってても面白い人です。マイクに頭ぶつけてましたし(汗)。
ドームの入口近くの席で見ていたのですが、久々にプラネタリウムの夜明けで「いいなぁ」と思いました。
さすがにドーム内の演奏風景を撮るわけにはいかないので、こちらは終演後のロビー。気さくに写真撮影やサインに応じるお二方でした。
夕暮れ時の天文科学館。この建物が、一番すてきな瞬間です。
納涼フェスタは15日までですが、今年は(私の)仕事があるので、土日だけのレポートにておさらば。