塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記|明石星の友の会活動紹介・海賊版
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2006年度の3回目の例会。
今回は、10月に行われた特別講演会「太陽系の最新描像―冥王星はどうなったのか?―」のビデオ上映からスタート。明石ケーブルテレビのスペシャル番組を特別に放映です。
同じ場所で同じ話を聞くのも不思議なものですが、本番の講演中も会場を暗くして投影されたスライドを見上げていましたし、渡部さんの声もスピーカーを通じて聞いていたわけですから、今回のビデオ上映も妙に臨場感がありました。終わった後、拍手が起こっていましたし(笑)。
最近はすっかり発表の常連となりつつある吉野ファミリーの大黒柱、吉野健一さんの発表。シアトルの"Willard W Smith Planetarium"の訪問記です。
科学館の一部門のような館で、座席数は40ほどといいますから、かわいらしい規模です。スピッツ社のピンホール式の投影機が設置されています。番組は日本のようにシナリオが決まっているものではなく、来場者の質問に合わせて解説員が答えていく形式とのこと。ところ変わればプラネタリウムも変わります。
次は明石の秘境マニア……というよりは秘境にある施設マニアというべき四元照道さんから、黒部第四発電所の見学についてのレポート。一般人は立ち入ることの出来ない黒部第四発電所を関西電力と富山県の見学ツアーで潜入したお話です(すみません、写真はありません)。
通称「くろよん」として知られていますが、中島みゆきが紅白に出たときに「地上の星」を歌詞を間違いながら歌った場所と言った方が知ってる方が多いかもしれません。
最近、家族会員が増えてきたこともあって、友の会の中で小中学生中心に活動するグループを作ってはという話が盛り上がってきました。
ということで、例会に先立って、仮の準備会(!?)的に、子どもも大人も交えてミーティングを持ちました。レポートはもちろん、ジュニア代表の山中くんと宇野兄弟。
風の噂では「天文科学館しんりゃく計画」がジュニアクラブの愛称候補になったそうなのですが、ブラック星博士が「天文科学館の侵略!? そんな大切なことはワシにまかせるのじゃ〜」と言ったとか、言わないとか。
館の鈴木さんから、水星太陽面通過観望会と、岡山天体物理観測所&岡山天文博物館の施設見学会のレポートがありました。
写真は私がつくった1/100スケールのペーパークラフト。手前が岡山188cm(でかい)。その向こうがすばる望遠鏡(でかすぎる)。奥の白いのが天文科学館の40cm反射(これも実物は大きいのですが)。好評で何よりでした。