塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記|明石星の友の会活動紹介・海賊版
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7月28日、テラキンさんこと寺薗淳也さんの講演会「月探査機かぐや直前情報」。明石市立天文科学館の夏休み企画で、4週連続講演会の2回目です。
「はやぶさ」の実況ブログで有名になってしまった寺薗さんですが、実は「かぐや」の立ち上げ当初から計画に携わってきた「月博士」です。
50分のプラネタリウム投影で、前半が井上学芸員の星空解説、後半が寺薗さんのかぐや話。
一般の方も多く交えた講演なので、まずは「かぐや」がどんな探査機なのか、どんな機器を搭載してどんな観測をし、どんなことが分かるのか、基本的なことから丁寧に説明してくださいました。
終わったあとの質問コーナーでは、「月の満ち欠けはどうして起こるんですか」という基本的な疑問も出てきたり、それにもしっかり答える寺薗さん。いや〜、時間が短いくらいでした。
講演会のあと、ロビーで立ち話しながら(講師の先生つかまえて立ち話か!)いろいろ突っ込んだ質問をさせて頂きました。そのとき頂いたサインがこの写真。分かる人には分かる。
ちなみに寺薗さんのレポートはこちら。
「お昼ご飯でも一緒にどうですか」という話になりかけて、「実は今日、シゴセンジャーの公演があるので……」ということで、寺薗さんも巻き込んで明石SAに移動することになりました。ていうか、私、寺薗さんの車に便乗させて頂きました(講師の先生の車に便乗か!)。会津大学から車で明石まで走ってきたそうです。元気な方です。
第二神明明石SAのイベントなのですが、炎天下の13:00スタートという時間設定が、何かを間違えています。地獄のような暑さ。
SAのレストラン、その名も「子午線」でお食事中のみなさまも、時ならぬヒーローの出現に興味津々ではありますが、冷房の効いた建物から出てきません。そのお気持ちはよ〜く分かります。
出番を控えたシゴセンジャー。当日の暑さを心の目で再現したイメージです。なんか溶けかかっています。
お客さんも見知った顔ばかり。今回ばかりは仕方ありません。
夏休みということもあって、参加者が200人以上という大にぎわい。4階では木星・月・アルビレオ・アンタレスを観望。16階では木星。シーイングがよく、木星表面に落ちたエウロパの影を見ることが出来ました。これ、木星では皆既日食なんですよね。ガス惑星だから地面に立つわけにはいかないのが残念です。