塩屋天体観測所プラネタリウム・天文台訪問記明石星の友の会活動紹介・海賊版
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ほしとも☆キッズ勉強会&天体観望会
2008年12月6日

天体観測室一般公開

 天文科学館の天体観測室の一般公開日。日中はお手伝いで16階観測室にいたのですが、何せ高さ50m以上の塔のてっぺんです。ドームの回りで始終、風切り音が鳴っていて、うるさいくらいでした。

 シーイングも最悪に近く、視野に捉えたベガが空気の揺らぎで見えなくなってしまう瞬間すらあるという状態。それでも一部の時間帯を除けば、多くの方に昼間のベガ・金星を見ていただけました。

 シーイングは上空の大気だけでなく、室内気流の影響もあるようです。この時期は館内に暖房を効かせていますので。

ほしとも☆キッズ135勉強会

 2008年度から、2ヶ月に一度、星の友の会のジュニア部門「ほしとも☆キッズ135」の勉強会を開催しています。

 12月のテーマは「三角測量」。友の会の四元さんが講師役。

 手製の巨大分度器で、天文科学館の時計塔の高さと、明石海峡大橋の主塔までの距離を測りました。天文科学館の塔の高さはだいたい合っていたようですが、明石会場大橋までの距離は、グループによって1kmくらい違う値が出てしまいます。遠いところほど、測るのが難しいのです。

 三角関数も出て、小さなお子さんにはちょっと難しい話もありましたが、それでも「角度を測ることから距離を求めることができる」ということは体験してもらえたと思います。

 最後は、古代ギリシアのアリスタルコスの例を引いての練習問題。これで太陽までの距離を測ろうとしたんですね。

天体観望会「月」

 天候はまずまずでしたが、猛烈な寒さの天体観望会となりました。写真は12.8cm屈折の接眼部ににデジカメを押しつけて撮った月。

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