塩屋天体観測所プラネタリウム・天文台訪問記明石星の友の会活動紹介・海賊版
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新春お年玉スペシャル
2009年1月10〜12日

軌道星隊シゴセンジャー

 天文科学館が年末年始休暇の間に、すでに世界天文年オープニングイベントに出張していたシゴセンジャーとブラック星博士。天文科学館では、今回が新春初お披露目。

 400年前にタイムスリップし、ガリレオを「ブラック化」して天文学の発展をメチャメチャにしようとたくらむブラック星博士。寒いギャグも順調な「スベリ」出しをみせ、今回も予定調和通りシゴセンジャーに敗れ去りました。

 記念撮影タイムは玄関脇の巨大絵馬の前にて。いつもは七夕投影専業の牛も、2009年は丑年とあって飾り付きで登場です。

ガリレオの望遠鏡をのぞこう

その玄関脇で行われていたのが「ガリレオの望遠鏡をのぞこう」という企画。天文科学館にはガリレオの望遠鏡のレプリカが展示されているのですが、それを使って実際に景色を覗いて頂こうというものです。もちろんガリレオの望遠鏡、レンズも倍率も当時のものに合わせてあります。

 これが針でつついたような視野の狭さ。説明を受けないと、自分がどこを覗いているのか、ほとんどの人が分かりません。比較用の現在の天体望遠鏡の、視野が広くて見え味のシャープなこと。でもこちらは上下左右が逆さまに……

 ちなみに期間中、強風に雨に霰に、たいへん強烈なお天気が続きました。お疲れさまでした。

宇宙食展

 2階の天文ホールでは、午前中に宇宙食展。JAXAからお借りしてきた本物の宇宙食や、宇宙食の紹介のパネルが展示されました。フリーズドライのアイスクリームの試食もあり、女性にはおおむね好評、男性は半分好評というところ。性別ではなく、甘いもの好きの人には人気があったという印象です。

 くらしに身近な「食」がテーマとあって、来場者の関心も高く、解説に熱心に耳を傾けてくださる方が多かったです。

 ちなみに「宇宙日本食YOHKAN」は、パッケージがISS仕様で、中身は市販の一口ようかんと同じだとか。言われてみれば、もともと保存食のようなお菓子ですから、宇宙食向きな食べ物に違いありません。

ロボットふれあいコーナー

 同じ会場が、午後には展示を入れ替えて、ロボットふれあいコーナーに変身。秋から冬に行われていたASIMOの理科授業の紹介パネルや、触って楽しめる小型ロボットの実演コーナーがありました。

全国カレンダー展

 毎年恒例の全国カレンダー展。ここ数年増えてきたのは、旧暦(太陽太陰暦)併記のカレンダー。館職員の手作りカレンダーも人気です。

プラネタリウム特別投影

 期間中の第4回目の投影は、日替わりの特別投影。

 10日はMasacoさんのライブ、11日はNHK神戸の岡愛子さんによる「銀河鉄道の夜」朗読、12日は星のお兄さんのプラネタリウムショー。気合い入りまくりのラインアップなんですけど。ぜんぶ見たいんですけど。

 いろんな都合で、私が参加できたのは12日の岡さんの朗読の回。プラネタリウムの銀河鉄道の夜というと、最近はKAGAYA版が有名ですが、ツァイスプラネタリウムにMitakaとイラストのスライドを組み合わせた構成も、シンプルでよかったです。隣に座っていた女性が、投影終了時に感に入ったような拍手を送られていたのが印象的でした。

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