塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記|明石星の友の会活動紹介・海賊版
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2008年度から、2ヶ月に一度、星の友の会のジュニア部門「ほしとも☆キッズ135」の勉強会を開催しています。
2月のテーマは「望遠鏡をつくろう」。2009年は世界天文年。その中に、ガリレオが400年前に使った望遠鏡と近い性能の望遠鏡を使って星の観察をする「きみもガリレオ」プロジェクトの連動企画です。
今回使用したのはコルキット・スピカという口径4cm屈折望遠鏡の組み立てキット。紙筒を組み合わせて製作するロングセラーのキットですが、対物レンズの性能の良さには定評があります。
右の写真は、組み上がった望遠鏡で地上の景色を覗いているところ。「なんか逆さまに見えるんですけど……」はい、そのとおり。
最後まで組み上げた望遠鏡を三脚に乗せ、まずは地上の景色で目標物を見る練習。天文科学館からは、明石海峡大橋が絶好の練習台になります。そしていよいよ望遠鏡を空へ向け、金星を観察。三日月のように欠けた姿を、みなさん熱心にスケッチされていました。
事前申込者が180人だったそうです。寒い中、大盛況でした。
4階の日時計広場では、最初は3台の望遠鏡で西空の金星を観望。お客さんが一回りしたら、オリオン星雲やプレセペ星団、すばる、カノープス(!)、土星(!!)と、いろいろと賑やかな観望会になりました。
寒くて大にぎわいだったので、観望会の写真は一枚も撮っていませんでした。