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観測所雑記帳 Sep.2001


ドームでおしゃべり 2001年9月9日

 明石市立天文科学館星の友の会の例会。
 その前に今月のプラネタリウムの番組を見に行く。仕事場から最終投影ぎりぎりの時間で出たので、展示を見る間もなくドームへ直行。気合いを入れて席を確保したまではよかったが……前の晩、朝4時まで起きていたのがたたって大爆睡。何しにいったんだか……
 夕方6時からの例会では、子午線縦断の話を発表することになっていた。生まれて初めて本物のドーム内でしゃべる!! 解説台のすぐ隣で!!
 と浮かれていたのもつかの間。左手にマイクを持って、脇のOHPに載せた写真を確認しながら、頭上のドームに映し出された画像を、右手のレーザーポインタで指し示して解説する?? 始め出すとかなりややこしくて、最後まで調子をつかめずにボソボソしゃべって終わってしまった。明かりのある場所でこんなんだから、暗闇で機械の操作をしながら星の説明をしている解説員って、とってもすごいんではないかと改めて思った次第。

酔っぱらいの星たち 2001年9月20日

 毎日夕方、家に帰る途中にアルクトゥルスが見える。春の星、というイメージがあるのに変な感じがする。南には火星、南西にはアンタレス。家に帰りながら見る星は、みんな真っ赤な顔の酔っぱらいばかりだ。
 ほぼ10日間をかけて、日本標準時子午線を訪ねるページがほぼ完成。この間、16日に「ステラナビゲーターVer.5」を導入。でもHP作成に追われて、まだあまり使っていない。

爆睡プラネタリウム 2001年9月23日

 暗闇に沈没した前回の借りを返すべく(!?)、午前中天文科学館へ行く。いつもの人丸前駅でなく、明石駅から散歩していったら、人丸山中で道に迷って、ついたのは投影開始ぎりぎりだった。相変わらず何をやっているのだか……
 和澤さんの投影やったけど、今回はきちんと起きて最後まで見た。ちょうど秋分の日で、理屈では分かっているといえ、真西の方角に沈む太陽が気持ちよかった。
 最近はプラネタリウムで爆睡する事が多々あり、前の番組でヘラクレスが出て来た次の瞬間、オルフェウスの竪琴が天に昇っていたときは、さすがにあっけにとられてしまった。念のため書き添えておくと、このときも前の日は徹夜同然だった。プラネタリウムを見に行くときには、きちんと寝てから行くようにしよう。

倒立像 2001年9月24日

 夕方、月がきれいだったので、職場で置きっぱなしにしてある7.6cm屈折望遠鏡で観望会をしようとしたが、三脚がなくて取りやめ。手持ちでも見られないことはないのだけど、遊びに来ていた友人に覗かせたら、上下左右の逆転した視界にとまどって月すら導入できなかったらしい。普通の人が使う光学機器って、せいぜいカメラか双眼鏡で、倒立像なんか見ることないもんね。手持ちで見ることができる方が普通ではないのだろう。あとで三脚を準備しておこう。

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