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8120 Kobe (神戸)
【兵庫県神戸市】



1日ごと 5日ごと 10日ごと


登録番号8120仮符号1997 VT
名称Kobe (神戸) 発見日 1997年11月2日
発見者安部裕史提案者/推薦者安部裕史/長谷川一郎
軌道要素2000.0年分点(MPCORBによる)
元期 2001年10月18日
平均近点角 56.76473°
平均日々運動 0.26138218° 近日点引数

231.49405°

軌道長半径

2.4226205天文単位

昇交点黄経

115.68102°

離心率

0.1847591

軌道傾斜角

2.58363°

公転周期

3.77年

標準等級

14.7等


命名文

M.P.C. 33790
 (8120) Kobe = 1997 VT
  Discovered 1997 Nov.2 by H. Abe at Yatsuka.
  Named for the primary port the Seto Inland Sea since the eighth century and one of Japan's Most cosmopolitan cities, where the discoverer lived for five years during his student days. Kobe has made a remarkable recovery from the great earthquake in 1995. Name proposed by the discoverer and citation proposed by I. Hasegawa.


小惑星回報 33790号
 登録番号 8120番
 小惑星名 Kobe (神戸) 仮符号 1997 VT
  1997年11月2日に安部裕史氏により八束観測所で発見された。
  18世紀から瀬戸内海随一の港であり、日本の最も国際的な街の一つである「神戸」にちなんで名付けられた。発見者が学生時代5年間居住していたことがある。神戸は1995年の大震災から著しい復興を成し遂げた。名称は長谷川一雄氏により推薦され、発見者により提案された。

※和文は福田和昭の適当な訳



 1997年11月2日に島根県の八束天文台の安部裕史さんによって発見された小惑星。
 命名の由来となった神戸市は兵庫県の県庁所在地で、面積549.94平方km、人口1,497,225人(2001年3月現在)。「神戸」の名は生田神社(神戸市中央区)に付属していた神戸村から採られたもの。
 もともとこの近辺は古代からの港「大輪田泊」が開かれ、平清盛の日宋貿易で栄え、1180年には都が平安京から福原京(神戸市兵庫区)に遷され、半年足らずだが日本の首都だったこともあります。
 その後、室町時代には兵庫津が日明貿易の拠点となり、江戸時代もまた大坂(大阪)と蝦夷地(北海道)を結ぶ北前船の拠点として瀬戸内海随一の繁栄を誇りました。江戸時代末に諸外国と結ばれた修好通商条約で兵庫は長崎や函館とともに開港地に指定され、1887年に開港。この時に現在の神戸港が開かれ、その後、東の横浜港と並ぶ日本を代表する港湾都市となります。
 1995年1月17日の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けたのは記憶に新しいところ。
 発見者の安部さんは、以前、神戸大学理学部に在学。震災の後、復興への願いを込めて小惑星名に「神戸」と名付けました。
神戸市立青少年科学館に展示されている小惑星「神戸」命名証
 小惑星「神戸」の命名に際し、発見者の安部さんから神戸市に命名証が贈られました。この命名証は神戸市立青少年科学館の1階フロアの一角、神戸隕石(1999年落下)の展示のそばに掲げられています。

<関連ウェブサイト>

神戸市役所
神戸市立青少年科学館

復興へ祈りこめ その名は「Kobe」島根のアマチュア天文家が発見の小惑星に命名(1999.6.7 産経新聞記事)

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