月の描かれた切手集。日本では月そのものを主題とした切手は、これまでのところ発行されていません。そのかわり、いろんな切手の様々な場面で、さりげなく名脇役を務めていることが多いのです。切手の中の助演俳優賞といったところでしょうか。
![]() 商業衛星通信の開始を記念して発行された切手。いわゆるインテルサット衛星です。図案の主役は中央の人工衛星「ラニバード2号」ですが、右側に月が描かれています。宇宙空間からの月を描いた日本切手は大変珍しいものです。 (1967.1.27発行) |
![]() 郡上踊りは毎年7月上旬から9月上旬まで行われる、日本最強の盆踊りの一つです。開催地は岐阜県郡上市。特に8月13日から16日の間は徹夜で踊り明かされるのだとか。切手の図案は踊り子に満月です。 ※郡上八幡市と書いていましたが、正しくは郡上市です。ご指摘くださった岩城さま、ありがとうございました。なお合併前は郡上郡八幡町でした。(2005.8.15追記) (2002.7.1発行) |
![]() 描かれた月は月齢20ほど。いわゆる「寝待ちの月」が南東の空に顔を出す時間ですから、さしもの祇園の夜も、そうとう更けた頃ということになります。月に視線をやりながら橋を渡る舞妓は、こんな時間にいったい何処へ向かっているのでしょうか。 (1990.9.25発行) |
![]() 「つるの恩返し」といった方が通りがよいかもしれません。3枚組の1枚で、物語の冒頭でつるの化身の娘が現れるシーンです。だいぶ傾いた上弦過ぎの月がかかっています。 (1974.2.20発行) |
![]() ![]() ![]() あまりにも有名な「竹取物語」。日本最古の天文ファンタジー小説です。3枚まとめての紹介ですが、切手には肝心の月本体が描かれていません。3枚目の最後のシーンは物語の展開上、間違いなく満月の夜なのですが…… (1974.7.29発行) |
![]() 毎月23日は「ふみの日」ですが、7月は「文月」にちなんで、毎年「ふみの日」切手が発行されます。これは1983年のもの。どこに月が?……と思われるかもしれませんが、妖精の左側の羽にご注目。小さく三日月と星が描かれています。 (1983.7.23発行) |
![]() 暑中見舞ハガキ「かもめーる」のくじで当たった小型シート。切手は同年のふみの日のものですが、シートのデザインが星空をあしらったものとなっています。中央下に地平線から顔を出したばかりの満月が描かれています。 (1986.9.20発行) |
![]() 1998年に発行されたシール式のグリーティング切手。イヌやネコなどの動物やバラの花と一緒のデザインのシートで発売されました。ウサギの切手の背景は、月と星空。二十七夜月のようなので、月の模様のウサギは分かりません。 (1998.3.23発行) |
![]() ![]() ![]() 1995年に発行されたシール式のグリーティング切手。花をモチーフにしたものですが5枚組うち1枚が、月・太陽・星をかたどったものになっています。左側にはシールが5枚添付されており、うち1枚が月形の図案になっています。(左・切手、中央・シール、右・シート全面) (1995.6.1発行) |