掲示板過去ログ
塩屋天体観測所・2004年12月

帰宅時の東空に冬の星々が目立つようになりました


Re:年末のご挨拶 投稿者:ふくだ  投稿日:12月31日(金)18時15分46秒

 気がつけば大晦日でした。
 茨城に帰った途端、雪かきです(^^; 近所総出でそれぞれの家の前の道路の雪を片づけてまいりました。年内に雪かきするほど積もるのは、とっても久しぶりのような気がします。

 私も今年は精力的に星見をしたとは言い難いのですが、まぁ趣味のことですし、気楽に楽しめればいいと思ってやっています。望遠鏡を持ち出さなくても、駅から家に帰るまでの間、晴れていれば毎日星空に出会えるわけですし。

 2005年は年明け早々マックホルツ彗星が明るくなりますし、火星の準大接近など、楽しめそうな天文現象も多々あります。よい一年になるといいですね。

Re:Binon 投稿者:ふくだ  投稿日:12月31日(金)18時10分36秒

 宮内Binon、お店の人の話だと、もともと出回っている数が少ないそうです。私が覗かせてもらったのも、今あ る在庫の最後の一台で、次の入荷がいつになるかは分からないとのことでした。もともと数が出る品物ではないので、再生産するまでしばらく間が空くというこ とみたいです。コレクターの方なら、対空用のもう少し大きな口径の双眼鏡も持っておられるでしょうから、わざわざBinonを持ち出すこともないかもしれ ません。

 10×50版だと背景の明るさも締まってより星見向きになりますし、40ミリクラスの7〜8倍機とも棲み分け出来ますし、いいですね。お値段がFMTを超えない範囲、というのが絶妙なラインです(^_^)

Re^2:目幅合わせ 投稿者:ふくだ  投稿日:12月31日(金)18時09分26秒

 私も目幅が狭いので、合わない双眼鏡があります。例えば旧シリーズのビクセン・アスコットの7×50はダメでした。私の場合、最小が56mmなら大丈夫で、58mmだと要注意。しかし日本人の平均は61mm〜65mmとは知りませんでした。
 目幅調節範囲はカタログに載っていないこともあるので、実物を見ないとなんとも言えないですね。ツアイスで口径56mmのダハがあったと思いますが、これは構造的に私に合わないことが推測されます(^_^;

 アスコットスーパーワイドは、覗いたことないんです。アイリリーフが7mmしかないですから、眼鏡常用者の私は対象外です(乱視なので眼鏡を避けられな いんです)。プリズムの代わりにミラーを使うなど意欲作だとは思いますが、価格を抑えながら広角にすると、どこかに無理が来てしまうのでしょうね。

年末のご挨拶 投稿者:ひかる  投稿日:12月31日(金)14時38分26秒

ご無沙汰しております、ひかるです。

今年1年お世話になりました<(_ _)>
余り伺う事が出来ず申し訳ありませんでした
今年は精力的に星見が出来ず残念な1年でしたが
来年はもう少し精力的にやっていきたいと思っていますので
また来年もどうぞ宜しくお願いいたします

来年も福田様にとりまして良い年でありますように
お祈りしております。

Binon 投稿者:なかを  投稿日:12月31日(金)12時53分10秒

個人的希望ですが,Binonの10×50とか,出してくれないかなぁ……。
プリズムに余裕があるから,見かけ視界65度で,10倍で実視界6.5度。
これなら実用性高いと思いません?

もちろん,お値段はFMTを超えない範囲で……。

re:目幅合わせ 投稿者:Terry  投稿日:12月31日(金)11時39分34秒

kawashimaさん、

私、顔のパーツがセンター寄りになっているので、目幅が標準より狭いんですよ。
それで、一二三さんの所の双眼鏡もダメなんですね。日本人の平均は、61ミリ
から65ミリくらいで設計してあるようです。パノラマ7000とかは大丈夫だ
ったんですけどね。アストロノーマ22x60もダメでした。。。。

だから、どんな双眼鏡でも、目幅は一番狭くしてから合わせる事にしています。

目幅合わせ 投稿者:kawashima  投稿日:12月31日(金)10時16分33秒

自分の双眼鏡は問題無く合わせられるのですが、店に行ってはじめて触る物だと、なかなか合わなかったりします。だいぶ前ですが、アクティバコンパクトは、ついに合いませんでした(笑)。店員の目が気になって、あせってしまうからかも。観望会も同じかもしれないですね。

ミヤウチBinonは評判をほとんど聞かないですねー。彗星をBinonで見ました、みたいな書き込みもぜんぜん見ないですし。コレクターの人だと、買っ ただけで満足して終わりになっちゃうのでしょうか。私は50ミリクラスだと、アスコットスーパーワイド10x50のもう少し性能を良くしたものがあるとい いなと思います。安くて軽くて広角で。

Re:懐中電灯 投稿者:ふくだ  投稿日:12月31日(金)01時24分46秒

 なるほど単一×4の大きな懐中電灯、これは一つ調達しておきましょうかねぇ。星見用の手元照明は橙色のLEDライトを使っているので、懐中電灯なんざ買おうとは思っていませんでした(^_^)

 双眼鏡は、ほんと、使い慣れていない方が多いですよね。前に何かの機会で大勢で双眼鏡を覗いたとき、目幅の調整が出来てない人がいるのも驚きでしたが、 テレビや映画の双眼鏡の場面て、8の字を横に寝かせたような視野が出てきますから、あれが普通だと思っている人もいるのでしょうね。ほんと、双眼鏡の使い 方の講習から始めないと……
 あと、首は私、すぐに疲れます。一人で星を見るときはすぐ寝転がる場所を探してしまうので、全然鍛えられていないのでしょう(^_^ゞ

懐中電灯 投稿者:なかを  投稿日:12月29日(水)22時59分2秒

 懐中電灯は,単1を4本使うやつが,光が良く見えます。
 安いものなら500〜600円で買えますから,レーザーより経済的です。

 この懐中電灯だと,空の透明度が高くて湿度の低いときは,周囲5,6人程度,やや霞み気味の時には10人ぐらいを相手に,星の位置を指し示すことが出来ます。

 双眼鏡持ち寄り観望会は,野鳥の会の会員向けに開催した(非会員にも公開しています)イベントですが,双眼鏡の調整については,使い慣れている人が多い から,まったくのゼロから説明する人ばかりを相手にするときよりは楽です。でも,思ったよりは,双眼鏡の調整が出来ていない人が多かった。普段,それほど キチッと調整していない人も多いんだなぁ,と言うことが分かったりして……(^_^;)。
 それから,鳥を見慣れている人でも,星の導入が上手く行かない人も少なくないので,これも良い経験でした。まして,フィールドスコープに星を導入するとなると……。

 双眼鏡での星の導入を教えるときは,教わる人と同じようなスペックの双眼鏡を使い,一緒に視野内の星を確認しながら,ゆっくりと(かつ,首が痛くならない程度に要領良く)案内するようにしています。
 星に慣れていない人と一緒に空を見上げていると,慣れていない人はすぐに首が疲れてしまう場合が多いですね。首がいつの間にか鍛えられてしまったのか,あるいは,顔を上に向けても首が疲れにくいコツを掴んでいるのかも…。

宮内Binon7×50 投稿者:ふくだ  投稿日:12月29日(水)22時07分34秒

 協栄産業で覗かせてもらいました。といっても店の中と、店内から見える範囲の外の景色しか見ていませんが、見た範囲では不満に感じる点はありませんでした。従来の7×50より二周りくらい視野が広い感じがするので、気持ちがいいです。ぜひ星空の元で試してみたいところ。
 重さはカタログ上1.25kg、私の持っているニコンの7×50SPが1.48kgなので、0.2kg軽いです。ただBinonはプリズムと対物レンズ の間がぐっと細身の形状なので、SPより持ちやすく、重さの差よりもずっと楽に保持できます。でも重さは正直なもので、長時間持っているとそれなりに腕に 来ます。スマートとはいえやっぱり50mm級で、40mm級の取り廻し易さはありません。性能を十分に発揮するには三脚が必要でしょう。標準付属品で専用 ビノホルダーがついているのと、やはり附属のストラップも首に当たる部分が太くつくられているのはメーカーの良心だと思います。

 お店の人に聞いた話では、実際に使うというよりも、コレクター的な方が購入される割合が高かったそうです。他に例のないスペックですし、魅力的な製品であるのは確か。
 ただ実際に使うとなると、40mmクラスの双眼鏡には機動力では敵いませんし、固定して使うとなるともっと大口径の双眼鏡に集光力で敵いません。今となっては7×50というスペックが微妙な位置づけに当たるだけに、購入の判断は難しいところです。
 個人的には、とっても欲しいところです。SP下取りに出して乗り換えたいくらい。でも実際に使う場面を考えると、40mmクラスのダハ双眼鏡がいいなと思うのでありました。欲しいものだらけの年の瀬ですが、PST買ったばかりなので、そんな財力はありません(^^;

Re^4:楽しみ方 投稿者:ふくだ  投稿日:12月29日(水)04時18分35秒

 レーザーポインタはちょっと用意しにくいですが、懐中電灯で星を指し示す方法は確かに使えますね。私も西はりま 天文台の黒田さんに、それで南天の星空を案内して頂いたことがありました。街中でしたら写真を撮っている方の邪魔になる心配も少ないですし、さっそく次に 機会があるときにやってみます。

 双眼鏡は、まずは使い方の説明から始めないといけませんね。目幅調整をしないまま使っている人も多いですし、視度調整なんて知らない人が多いのではない かと思います。双眼鏡でも月のクレーターや木星の衛星が見えますから、しっかりメニューを考えたら面白いものが出来そうですね。

Re^3:楽しみ方  投稿者:たか  投稿日:12月28日(火)22時20分20秒

星の探し方をレーザーポインターを使って教えてくれるなら初心者にはいいですね。というのは本を見て星を探そうと思っても大きさが分からなくて探せないのです。ですから、まずは夏の大三角を教えてもらえるとそこから自分で探せるようになります。冬ですとオリオンですか。
(富士山観望会で御殿場天文会の人が大型懐中電灯で星を指して教えていました)

それに公共の星観望会では巨大望遠鏡を大勢で並んで星はチョット見ておしまい。あんな巨大望遠鏡は買えるわけないし、それなら誰でも買えて使える双眼鏡での楽しみ方を教えた方が裾野を広げるのに役立つでしょう。
↑こんな観望会なら私が参加したい。

Re^2:楽しみ方 投稿者:ふくだ  投稿日:12月28日(火)18時38分37秒

 私が天文に首を突っ込むようになったのも小学校の授業がきっかけでした。その後一時的に離れて復活したパターンです(^_^)。

 「自分で星を探して観望するきっかけ」ていうのは大切ですよね。こちらは街のまんまん中での観望会なので、見える星は限られてしまいますが、逆に見えて る星が少ない分、家に帰ってからも簡単に復習できるメリット!?もあります。ぼちぼちいろんな方法を考えながらやっていきましょうか。

 今年は年末年始の曜日の折り合いが悪い上に、最後の最後まで仕事がドタバタで、とんぼ返りの帰省になります。また機会があったらなかをさんの地元のお気楽観望会や某博物館(笑)も訪ねてみたいですね。

塩ビ製EMS 投稿者:ふくだ  投稿日:12月28日(火)14時31分12秒

 塩ビ製EMS、KIKUTAさんの↓このサイトですね。
  http://homepage2.nifty.com/KIKUTA/14-syuwa-seisaku.htm

 あとは以前に「星ナビ」に双眼望遠鏡のレポートを書かれていた横山さんの自作機がyamacaさんのサイトで紹介されています。
  http://homepage3.nifty.com/yamaca/touko/100bino.html

 塩ビパーツに笠井トレーディング扱いあたりの斜鏡を組み合わせれば、そこそこの値段に収まりそうですね。ただどうしても巨大化してしまうようです。鏡筒 ごと塩ビ管で組んでしまえば、デザイン的にも面白いものができるかもしれません。……ただの配管にしか見えなかったりして(^^;

Re:楽しみ方 投稿者:なかを  投稿日:12月27日(月)23時49分9秒

 天文の世界への敷居が高いのは,機材の問題と,星を見る機会……もう少し広げて,「きっかけ作り」と言っても良いですね……のチャンスが少ないことが,影響している部分も大きいと思います。
 機材に関する敷居については,肉眼や双眼鏡で星を楽しめることを,ちゃんと提案し,望遠鏡がなければ星が見えない,と言うような誤解を解くことも必要で しょう。それに,望遠鏡はなかなか思い通りに操作できなくて思った通りに見えてくれない,と言う問題もあるので,望遠鏡に関する理解,と言う問題もありそ うです。

 天文ファンの年齢構成については,あまり心配はしていません。小学生を獲得するなら,学校の理科で星を教わる学年がチャンス。とりあえずの基礎知識と きっかけを,学校が与えてくれるのですから。教科書の知識を基礎として,その知識に付加するような形で,星の世界へと案内をしてゆくようなプログラムを工 夫すると,面白い展開が期待できます。
 中高生は……正直,星を見ることを,彼らが「かっこいい」とか,「おもしろい」とか,感じてくれなければ,難しいと思います。でも,小学生のうちにファンになってしまうと,比較的この問題はクリアできますし,一時的に星から離れても,また復活する可能性もありますし。

 私がスキューバのCカードを取った頃は,この趣味も「かっこいい」趣味の1つで,若者が多かったけど,今は子持ちの人や子どもの仕上がった人が多くなっ ています。これはある意味,趣味の世界が成熟してきたとも言えます。ただ,本当に年配者だけの集団になってしまうと,これはこれで,他の年代の人から疎ま れてしまう危険があり,現在の野鳥の会の探鳥会が,まさにこの状態です。
 しかし,これも,やり方次第,と言う部分があり,私が企画段階からわがまま放題に作らせてもらっている,地元の某博物館の観察会シリーズなど,参加者の過半数が子どもとその保護者で占められ,野鳥の会とは別のマーケットを掴んでいます。

 天体観望会も,うまく工夫して,星を見せてもらうだけのイベントではなく,自分で星を探して観望するきっかけを与えられるようにしたいな,などと考えて います。昔,おもに野鳥の会の会員を相手に,双眼鏡持ち寄りで観望会をやったことがあります。手間はかかりますけど,星を見せるのではなく,星の探し方を 教えることを主体に展開し,家に帰ってからも星を見て楽しんでください,と言って解散しました。こんなのも,星を見ることを身近な楽しみにしてもらう,ひ とつの方法かな,などと思いつつ,何回かやってみたことはあります。まだ,ノウハウの蓄積は足りませんが,試みとしては,面白いと思いませんか?

Re:EMS 投稿者:たか  投稿日:12月27日(月)22時52分8秒

あと5年ですか。初期投資がかかり安くならないそうですが、たしか、どこかのHPで60度塩ビ管を組み合わせて作った人がいました。その方法なら高くはならないと思うのですが。
自作に自信があれば作ってみたいものです。

EMS 投稿者:ふくだ  投稿日:12月27日(月)12時55分59秒

 松本式EMS(正立ミラーシステム)、特許の出願が1989年(登録は1994年)なので、あと5年ほど保護期間があります。もともとの開発の経緯から、現行の頒布品も双眼望遠鏡への使用を主眼に設計されているようで、そのあたりも高コストの要因かもしれません。
 孫引きになりますが、松本さんのサイトの中に出てくる光学メーカーの方の話では「大規模な生産ラインの構築にはとてつもない初期投資が必要であり、数 千、数万台のオーダーの需要が見込めない限り不可能」なのだそうです。仮にどこかのメーカーが作るにしても、人件費の安い海外で組み立てるなどしないと、 価格は下がらなさそうですね。

 EMS、一度使うと手放せない製品なのですけれども……

http://www.page.sannet.ne.jp/mazmoto/f5process2.htm


楽しみ方 投稿者:ふくだ  投稿日:12月27日(月)00時03分51秒

 趣味の世界でご年輩の方が多く参加されるようになるのは、人口構成を考えても当然の面があります。すでに15歳未満の人口より65歳以上の人口の方が多いですし、自由に使える時間を持っているのはご年輩の方です。
 近所の科学館の友の会でも、最近は高齢の方の参加が目立ちます。小学生もちょこちょこいるのですが、すっぽり抜け落ちているのが中高生世代……
# 明石の場合は今の高校生が小学生の時に、震災による休館が3年間と、友の会の休会が5年間あるので、その影響もあるかもしれません。
 結局は、どのような楽しみ方ができるか、提供していけるかということと、次世代にどんなことを訴えかけていけるかが課題ですよね。

 天文の場合は、写真の敷居の高い分、誰も彼もが写真ということにはなりにくい気がします。なにせ機材が大がかりになりがちですし、星雲星団の拡大撮影で 雑誌掲載レベルとなるとかかるお金もデジスコより一桁多くなります。もっともデジタル化のおかげでそこそこ写るレベルの敷居はずいぶん低くなったので、月 や惑星などを気軽に撮る人は増えるかもしれません。
 メシエマラソンも、一度にやろうとすると春先の空の悪い時期に限られますから、ちょっと一般化しにくいですね。メシエ天体自体も、観測地による見え易さの違いはあるとはいえ、秘密にできるものではないですし(笑)。
 あと普段の空の移り変わりや月惑星の運行など、変化が単調なところのある分野なので、ちょっとした現象があるとみんなで盛り上がれますよね。毎年「何年ぶり」「今世紀最初/最後」の現象がありますから(苦笑)。
 総じて天文の場合、いろんな楽しみ方をちょっとずつ知っているような人の方が長続きしやすいのではないかと思います。

 一方で、入門社に提案できる楽しみ方の「幅」はまだまだ狭いでしょうか。観望会も時間に限りがあるので、話を聞いて望遠鏡を覗いてもらうだけになりがちです。この辺は私もちょっと反省です。

老人クラブ、ESM 投稿者:たか  投稿日:12月26日(日)11時09分23秒

私もそんなことはいえませんが、定年退職した元役職の人は近づきがたいですね、あと、人に頭を下げた事がない職業の人。そういう人ばかりの集団だと他の人が入りにくいです、そんな中に小学生がいると随分雰囲気が柔らかくなります。
そう言えば、なかをさんはいつもお子さんを連れてくるので他の人も子供をつれて気やすいのでしょうね。

ボーグ+ESMはESMでの劣化が少ないのでかなり良い画像だと思います。それよりESMは松本さんが特許料を安く開放してくれればもっと普及するでしょうに。

それを言っちゃぁおしまいヨ… 投稿者:なかを  投稿日:12月25日(土)21時33分3秒

 この発言をすると御年配の方々を敵に回すんですが,
野鳥の会は,ほぼ「老人クラブ」状態です。

 10年ほど前,探鳥会でアンケート調査したのですが,そのとき,年齢分布を見たら,男性のモードは60代,女性のモードは50代で,男女合わせたときの メディアン(年齢を上から順に並べて,上から半分のポイント)は,60歳ぐらい。その当時は参加者の1割ぐらいは小学生以下だったのですが,今は子どもも 滅多に見ません。私の担当している探鳥会では,辛うじて1〜2割ぐらい,子どもが来ているのですが,他の探鳥会では,子どもは絶滅危惧種ないし絶滅種で す。

 自然観察って,理科,特に生物学ベースの方法論だと思っていたのですが,実際には,どこでどんな珍しい鳥が見られるか,と言った情報交換や,今までに何 種類見たかを競い合ったり,写真自慢だったり。辛うじて生物学系かな,と思うものは,野鳥の識別法ぐらい。まぁ,分類学の,ごく狭い所をつつく程度ですけ ど…。
 私も科学者の端くれですから,自然観察は生態学を基本とし,生理学や進化論などで肉付けし,その土地の自然環境を理解できるように,と心がけているので すが,この場合,分類については,「観察のための道具」ないしは自然を理解するための手段に過ぎません。識別にこだわる人に限って,理科嫌いだった り……。
 熱心に観察している人は,いろいろ観察記録を持っているのですが,他の人に公開したがらないので,その時点で既に「サイエンス」ではなくなっています。 自分の見つけた鳥を独り占めしたがったり,情報が知れ渡って大勢の人が来たりすると鳥が逃げてしまう可能性もある,等の理由で,なかなか観察記録が表に出 てきません。そのため学術的に価値のあるものにまとめることが不可能。

 御年配の方の間で「百名山」の制覇などが流行していますが,その「鳥バージョン」が,今の鳥見スタイルなんです。メシエマラソンなども,その延長線上な んですが,そればっかりに特化して星を見ているか?と言われると,そうでもないですよね。天文現象があればそれを見るし,彗星が来れば彗星を楽しむ。
 野鳥趣味には,そういう「遊び」の部分の無い人が多いので,興味の許容範囲が狭くて,どうしても,いろんな興味を持った人を受け入れにくい状態になっている。

 野鳥観察はサイエンスに端を発しつつ,サイエンスを拒否する集団になってしまったんです。

 もし,天文人口がだんだん高齢化して,猫も杓子も写真撮影とメシエマラソンに特化してしまったら,今の野鳥趣味と似たような方向に転がるかも知れませんが,恐らく,そこまで先鋭化する人は多くないのではないかと予測しています。

 予測が甘いかな?……

 いずれにしても,子どもたちや入門者に門戸が広くないと,これから先,ダメでしょうね。今は治安も悪くなっているから,観望会などの安全を担保しやすい星見イベントって,大切だと思いますよ。


Re^6:BORG冬のキャンペーン 投稿者:ふくだ  投稿日:12月25日(土)20時08分49秒

「デジスコではじめる超望遠撮影」三宮の淳久堂で探して読んできました。買ってません(^^; 鳥のコーナーじゃなくて、写真のコーナーにあったので探すのに手間取りました。デジタルCAPAの編集だったら、本屋さん的にはそういう分類ですね。
 内容もかなり分かりやすくて、力を入れて編集したんだなぁと思いました。
 ただデジスコがいくら手軽といっても初期投資で10万くらいはかかりますし、そもそも小さな鳥を視野に導入するのって、天体以上に難しいような気が…… ピントも無限遠だけ考えていればいい天体と違って常に前後するわけですし(しかも被写界深度がモノによっては5mmだとか)、それなりに大変な世界です ね。
# わたくし、バードウオッチングに出かけたとき、森に双眼鏡を向けてもどこを見ているかさっぱり分からなかった経験があります。星ならそんなことないのに。

 件のテストチャート、価格的にもお手頃なミニボーグが好成績を出しているのは痛快ですね。正立系にこだわるなら、プリズムよりもEMSを使った方がいいような気もするのですが、どうでしょう。ツアイスとかスワロよりは安いですよね(^^;

サイエンスですか 投稿者:ふくだ  投稿日:12月25日(土)13時32分22秒

 ネットの方が早いし情報量も多い、というのは天文でも一緒ですね。

 天文でもメシエマラソンなんかは競技みたいなものですし、天体写真も星景写真なんかはアートの世界ですし、いろんな楽しみ方がありますが、バードウォッ チングでサイエンスから離れた趣味の世界って、どんなものでしょう? まじめに鳥を見たことがないので、ちょっと想像がつきません。ツバメが何月何日に来たとか、どんな鳥がどの辺に生息しているとか、けっこう鳥の世界もデー タが大切なような気がするのです。
# 先日、事務所の庭に見慣れない鳥が来ていると思って同僚に聞いたら「シジュウカラ」でした。わたくし、その程度の鳥も知らないで育っております(^^;

 天文イベント、実はいわゆる星祭りには一度も参加したことないのですが(車がないと行きにくいものが多いです)、参加者は多くても4桁単位でしょうか。かつての「星空への招待」で2,000人くらいですよね。
 星見は、雨ではダメ、曇りでもダメ、月があってもダメ。おまけに時間帯が夜。イベントをやるにはものすごくハードルの高い世界だと思います。去年は近く の子ども会などに呼ばれて夏に2回観望会の手伝いをしたことがあったのですが、片方は雨に降られて雨天メニューでした。ベタに星座早見版の工作教室とビデ オ上映になってしまったのですが(それでもウケてくれて助かりました)、なんというか、かなり真面目に曇ったときのメニューを考えておかないと、行事とし ては成立しにくいなぁと思いました。

Re^5:BORG冬のキャンペーン  投稿者:たか  投稿日:12月24日(金)20時50分30秒

そうです、なかなかいい本です。
しかし、あれだけはっきりとテストチャート結果を発表されると売れ行きに影響しているでしょうね。中川さんもあの本のおかげでミニボーグが売れ出したと言っていた記憶があります。
それに11月の我孫子バードフェスティバルでもボーグ、ツァイス他のメーカーの人たちがあのページで説明しているのを見ました。(ペンタにはなかった、笑)

Re^4:BORG冬のキャンペーン 投稿者:ふくだ  投稿日:12月24日(金)18時47分42秒

 デジスコの本というのはこれでしょうか。
  http://digisco.com/mook/mook.htm
 職場の近所の本屋にはなかったので、見たことないままです。そんなテストチャートも載っていたのですね。

 結局、撮影用途だけに使うのでしたら、カメラ側で液晶モニタをスイッチ一つで倒立像表示に出来る機構があれば、光学的にややこしいことをしなくても解決 できてしまうような……それほど難しいことではないと思うのですが、必要とするのは天体望遠鏡で地上の風景を撮ろうという人だけでしょうから、ちょっと割 にあわなさそうですね。

組織率 投稿者:なかを  投稿日:12月23日(木)22時32分41秒

 野鳥ファンにおける野鳥の会の組織率は,すごく下がっています。
 会員数もどんどん減っています。
 会費が高いし,野鳥に関する情報だったら,ネットのほうが早いし情報量多いし。

 ただ,星を見る人の年齢層もぐんぐん上昇中で,年齢構成に関しては,20年後には今の野鳥趣味関係と同様の事態になっているかも知れません。今,野鳥の会の平均年齢は,ほぼ60歳です。あと20年もしたら,今の会員の半分近くは,この世にいない……。

 野鳥と天文で違いがあるとしたら,天文はまだ「サイエンス」の色合いの強い趣味である一方,野鳥に関しては,ほぼ完全にサイエンスから離れた趣味の世界に突入している人が非常に多いこと。この違いが,10年後,20年後に,違う形の結果を生むかも知れません。
 野鳥趣味はサイエンスではないから,ペーパーメディアになりにくいと言う面もありそうです。天文はデータが重要ですからね。

 今年,ジャパンバードフェスティバルの来訪者数は55000人だったそうです。
 これは野鳥の会の会員数よりも多い。
 もちろん,日本のどの天文イベントよりもたくさんの人を集めています……と言うか,規模が1桁違いますね……。

Re^3:BORG冬のキャンペーン  投稿者:たか  投稿日:12月22日(水)23時37分2秒

望遠鏡に正立をあとから組み込んだ物より、正立で設計しているフィールドスコープのが光学的にはいいと思いますが。

同じ値段でどちらかと言われれば、天文兼用なら当然ミニボーグ、鳥身専用ならフィールドスコープ。
ボーグは一般の人にはリングの組み合わせがわからないですね。
ミニボーグが売れ出したのはあのデジスコの本でのテストチャート撮影テストで並み居るフィールドスコープを押さえて一番になったからではないですか。でもあれは正立プリズムなしですから当然です、今度の正立を入れてフィールドスコープと較べてみたい。

Re^2:BORG冬のキャンペーン 投稿者:ふくだ  投稿日:12月22日(水)17時19分48秒

 本屋に行くと、天文雑誌は「月刊天文」「天文ガイド」「星ナビ」と3誌もあるのに、バードウオッチングの雑誌っ て「BIRDER」くらいしか見かけません。ホビー雑誌の市場も趣味人口に比例すると思っていたので、趣味としては天文の方がメジャーなのではないかと 思っていました。バードウオッチングの場合は日本野鳥の会の組織率が高くて、その会報でカバーしているのでしょうか。

 値段を調べたら、口径60mmのニコンフィールドスコープEDIIIにカメラアダプターを加えたものと、ミニボーグ60EDのEPセットが似たような値 段になりそうですね。最初から正立系を組み込んだレンズ設計をしているであろうフィールドスコープと、光学的にはどちらが優位なのか気になります。拡張性 ではBORGの方が上ですね。ってこのクラスの鏡筒は自作品含めて何本もあるのであまり私には縁がないです(^^;

Re:BORG冬のキャンペーン 投稿者:なかを  投稿日:12月21日(火)00時47分45秒

いずれミニボーグにモスグリーン仕様とか迷彩仕様とか,出たりして……(笑)。

 天体望遠鏡よりもスポッティングスコープのほうがマーケットが大きいのも事実です。
もともとアーチェリーや射撃,遠隔監視用などに,コンスタントに需要がある上,1981年にニコンがフィールドスコープを出して以降,野鳥観察用途への需 要が一気に拡大しました。今でもコーワは鳥以外の用途にもかなりの販路を持っているようですが,スコープでは後発のニコンは,野鳥観察用途にターゲットを 絞って売り込み,最初の10年で10万本ぐらい売ったそうです。
 今,協栄あたりでは,新規にスコープを買う人の8割は,デジスコ関係の用品も買って行くそうで,野鳥のデジタル撮影のマーケットの大きさが想像されます。
 天体望遠鏡のほうが拡張性があって高性能,と言う点で,デジタル撮影用途の望遠鏡として,ミニボーグに活路があった,と言えそうです。なにしろ,ヒットすれば年間数千本〜1万本以上売れるマーケットですから。

 本当の意味で,星を見るための道具としての天体望遠鏡の販売台数を伸ばすには,星を見る文化をもう少し根付かせないことには……。でも,最近は治安が悪 いですから,夜間の活動で,しかも灯りの少ない場所を選んでの活動となる天体観望は,危険も伴うわけで,治安の改善と言う問題も含まれてきますね。
 安全に楽しく,と言う意味では,観望会とか,集団で星を見るイベントの価値も,見直されても良いかな,などと思います。

BORG冬のキャンペーン 投稿者:ふくだ  投稿日:12月19日(日)02時12分41秒

BORGのキャンペーンの案内が届いていました。
HPではだいぶ前に告知が出ていたのに、今回は郵便がなかなか届かなかったので、さすがにリストから外されたかなぁと(^^; BORG製品は最近パーツばかり買っていたので、しばらく直販利用していませんでしたから。

改めてラインアップを見ると、125mmが製造中止になって、最大口径が101mmになっちゃいました。主力商品はすっかりミニボーグに移行したみたいで す。しかも「ポロ型地上プリズム」がカラーのチラシ……ターゲットは鳥屋さんなんでしょうけど、天体望遠鏡界でこれほど大々的に地上プリズムがPRされる とは。そういえば、地上プリズムをつけたミニボーグって、色が白黒なだけで、見た目はフィールドスコープみたいです(^_^)

太陽観察会、続 投稿者:ふくだ  投稿日:12月17日(金)10時31分53秒

今回はちょっと準備不足なので、あとで日を改めて設定したいと思います。

PST、家ではF2経緯台に載せているのですが、外に持ち出すにはちょっと大げさなので、
せめてBORGの簡易赤道儀に付けられないかなぁと思っています。

人と一緒に見たり、写真を撮ったりするとなると、
フリーストップ経緯台ではかえって面倒なところが多いので、
微動のついた架台の方がいいなぁと思ったりします。

Re:舞子太陽観察会 投稿者:ふくだ  投稿日:12月16日(木)00時56分29秒

どうも週末は天気が微妙そうな雰囲気ですね。
今年の天文科学館の行事で曇るのはもはやジンクスでしょうか(^^;

どちらかというと18日の方が望みがありそうなので、18日でどうでしょう?

舞子太陽観察会 投稿者:ふくだ  投稿日:12月13日(月)13時20分0秒

ウインドコールさん;

18日、19日ともお昼以降はOKです。
週間予報だと19日の方が良さそうですが、もう少し様子を見て決めましょうか。
太陽だけだとヒマなので、鳥や船も楽しめるよう小さな双眼鏡も持っていきます。

Re^3:紙製太陽望遠鏡 投稿者:ふくだ  投稿日:12月13日(月)13時01分21秒

テレフォトタイプ、↓ですね。
 http://cweb.canon.jp/camera/ef/description/dictionary/ta/index.html#a_05

凹レンズを凸面鏡に置き換えて……なるほど、テレコンバーターを入れて、
大きな直焦点画像を得ていると思えばよかったんですね。難しく考えすぎてました(^^ゞ

> 焦点距離400〜500mmぐらいの対物に,凹レンズを組み合わせて,斜鏡で90度曲げて,
> すりガラスのような透過型スクリーンに投影すると,像も歪みませんし,スクリーンの
> 上にトレーシングペーパーを乗せてスケッチも取れる。

これは面白そうですね。一般的な投影法で紙に映った太陽像を見ても、あまり見ている
実感が湧かないのですが、これなら覗いているのに近い感覚で観察できそうです。

Re:太陽日記 投稿者:ウインドコール  投稿日:12月10日(金)10時59分55秒

18日、19日共に行く予定です(切符は買っていませんが)
その日に、舞子公園ででも太陽観望会をしますか。
他の場所でも結構です。

Re2:紙製太陽望遠鏡 投稿者:なかを  投稿日:12月 9日(木)01時33分45秒

焦点距離9m(パーソナル用),13m(グループ用)と書いてありますね。

 要は,比較的短焦点の対物レンズと凹レンズの組み合わせで,コンパクトで長い焦点距離を得る光学系……テレフォトタイプの一種?……の,凹レンズの部分を凸面鏡に変えたもの,と言う理解で良いと思います。
 光軸上に投影すると,像が対物レンズにぶつかるので,軸外しにしてありますね。

 このアイデアの変形,いろいろ出来そうな気がします。
 焦点距離400〜500mmぐらいの対物に,凹レンズを組み合わせて,斜鏡で90度曲げて,すりガラスのような透過型スクリーンに投影すると,像も歪みませんし,スクリーンの上にトレーシングペーパーを乗せてスケッチも取れる。

 どこかの理科教材屋さんで,作ってくれないかな……。

Re^9:太陽日記 投稿者:ふくだ  投稿日:12月 8日(水)16時06分14秒

ウインドコールさん>
塩屋だと望遠鏡を広げられる場所がないので、中をとって舞子公園あたりでもいいかもしれませんね。18・19日に天文科学館に来られるのでしたら、その日の昼間でもどうでしょう?

ここ数日は穏やかな太陽面でしたが、また少しダークフィラメントが増えてきた気がします。

Re8太陽日記 投稿者:ウインドコール  投稿日:12月 6日(月)23時08分26秒

>そのうち「いきなり観望会」でもやりましょうか。
プロミネンスがよく見えているときに、集合を掛けて下さい。
塩屋までとんでゆきます。

Re:紙製太陽望遠鏡 投稿者:ふくだ  投稿日:12月 6日(月)20時02分4秒

直焦点で直径10cmくらいの太陽像を投影しているのですか。
直焦点の場合の太陽は焦点距離の約1/100の大きさの像になるんですよね。約10m!?
箱の大きさからは想像しにくい距離ですが、合成焦点距離ってどういう考え方なんでしょう?

紙製太陽望遠鏡 投稿者:なかを  投稿日:12月 6日(月)12時38分1秒

↓のソーラースコープ,面白いですよねぇ。

先月,実物を見たのですが,ちゃんと黒点が観測できました。

これは凸ミラーで折り返しつつ,対物の焦点距離を伸ばしているので,直接焦点画像のようです。
ですから,小さな焦点を結んで過熱する部分が無い。良く考えられています。

これの真似をしようと思ったら,凸面鏡の入手が大変なので,凹レンズと平面鏡で,何とかならないもんかな……アイピースを使うと,一次焦点を作らなくてはいけないので,危険です。

Re^7:太陽日記 投稿者:ふくだ  投稿日:12月 6日(月)01時12分23秒

ozさん;

> 周辺部の方が、粒状斑、白斑などが見やすいと思いません?
太陽の中央部と周辺部では、adjustable tuner(コントラスト調整)の最適値が違うので、そのせいかもしれません。プロミネンスが一番よく見える位置に合わせると、中央部の模様がつぶれ気味 になりますし、中央部の模様が一番見える位置に合わせると、プロミネンスが淡くなります。眼視では適当に調整していますが、写真を撮るときは中央部と周辺 部の最適値の中間くらいに合わせています。

> データ(絞りやシャッタースピード等)を参考にさせていただき
うちのデジカメの場合、太陽がオレンジ色に発色しているくらいが適正露出のようです。全面紅く写っていると階調不足で、黄色っぽく写っていると中央部の模 様が飛んでしまっています。コリメートなので絞りは基本的に解放なのですが、たま〜に絞った状態で撮っているのは、私の単純な設定ミスです(^^;

さとう博士さん;
子どもさんと一緒に太陽を観測するのって、けっこう気を使いますよね。前に投影法で黒点を見ていたとき、ふと油断すると投影版と接眼レンズの間に頭を突っ込んで無理やりのぞき込もうとする子がいたんです。
 http://www.tvj.co.jp/01onlineshop/155sscope/sscope.html
こういうのも↑もう少し良心的な価格で供給してくれると良いのですけれども。

Re^6:太陽日記 投稿者:さとう博士  投稿日:12月 5日(日)22時10分11秒

こんばんは。
出張や飲み会(笑)などで目を離してる隙にまた面白い事を始めましたね。 なんといっても太陽は天体の中でもまさに王様ですものね。 これからの季節、我 が研究室の助手達を寒い夜空に連れ出すのは難しくなって来ました。 そういった意味でも太陽観察の方が健康的だったりして(?)

Re5: 太陽日記 投稿者:oz  投稿日:12月 5日(日)10時55分28秒

ふくださん、こんにちは。
久しぶりの書き込みです。

>H?の太陽、デジカメで撮ると、単色光のはずなのに、なぜか赤からオレンジ色に発色して写るんです。
御意。たぶん、中心部と周辺部だと明るさが違うからではないかと自分で納得してるんですが。
周辺部の方が、粒状斑、白斑などが見やすいと思いません?


>モノクロにした方が、模様が分かりやすくなるので、白黒にしてしまいました。
それにしても、がんばってますね。白黒での撮影ですが、かなり細かい部分まで写ってますね。
わたしも先週それに気づきました。
でも、ふくださんが撮られたものほど模様がはっきりしないので、データ(絞りやシャッタースピード等)を参考にさせていただき、がんばります。




Re^4:太陽日記 投稿者:ふくだ  投稿日:12月 4日(土)22時20分33秒

さっそく今日はお休みです(^^ゞ 曇り空には勝てません。
夜になったら「発達中の低気圧に伴う寒冷前線が通過中」です。風で家が揺れてます(^_^;
天気図を見ている限りでは、明日の関東は暴風雨ではないでしょうか……

H?の太陽、デジカメで撮ると、単色光のはずなのに、なぜか赤からオレンジ色に発色して写るんです。モノクロにした方が、模様が分かりやすくなるので、白黒にしてしまいました。ただプロミネンスだけは元のカラー画像の方がよく分かるんですよ。

ちゃんとしたカメラアダプターがあったら、デジカメで動画を撮って、RegiStaxで処理するという手もあると思うのですが、出勤前だとちょーっと難しいです。

re^3:太陽日記 投稿者:Terry  投稿日:12月 3日(金)23時44分23秒

いやいや、ふくださん、

凄いですね。太陽は面白そうだ。写真を見て白いんで、「ありゃぁ?」と思ったの
ですが、処理してあるんですね。それだけで、これだけ見やすいものが出来るんで
すねぇ〜。
ダークフィラメントが、自転によって、だんだんとプロミネンスになっていく状態
が手に取る様に分かりますね!
週末は、関東は天気がわるそうですが、そちらはどうでしょうか。これから、日記
が楽しみの一つになりそうです>プレッシャー(^^;  ウソウソ。

Re^2:太陽日記 投稿者:ふくだ  投稿日:12月 3日(金)02時43分8秒

私も神戸の青少年科学館のH?フィルター付き望遠鏡で、デジカメでパシャッと撮らせてもらったことがあったのです が、写っていたのはやっぱり円盤だけでした(^^; うちでもそうなのですが、デジカメだと目で見たようにはいきません。人間の目って優秀なんだなぁって改めて思います。

PST、今週末の友の会の例会の日に持っていこうかと思っていたのですが、どうも天気が芳しくないようです。そのうち「いきなり観望会」でもやりましょうか。

RE太陽日記 投稿者:ウインドコール  投稿日:12月 2日(木)10時46分2秒

太陽日記拝見しました。 色々写っていて面白いですね。
去年?天文科学館でH?フィルターを付けた望遠鏡で太陽を見せて貰いました。デジカメで写しましたが円盤しか写っていませんでした。
太陽日記是非続けて下さい。そして大きな黒点が出ているときに覗かせて下さい。

太陽日記 投稿者:ふくだ  投稿日:12月 1日(水)23時59分15秒

いつまで続くか分かりませんが、始めてみました。

http://www.h2.dion.ne.jp/~kazuf/sao/solar/200412/index200412.htm