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2003 野外天体観測会
2003年7月20日〜21日


Part I Part II Part III
 
 7月21日(月/休)・アルビレオの朝
月を見上げる
アルビレオの朝1 アルビレオの朝2
 朝、起きてみたら、いつの間に晴れたのか、青空が広がっていました。
 天にぽっかりと浮かぶ下弦の月。さっそく望遠鏡を持ち出して、お月見です。淡いブルーに浮かぶ白い月ですが、クレーターも海もしっかり見ることが出来ました。
 
 
 アルビレオ・午前中(その1)
 2日目の午前中は毎年、ちょっとしたプログラムが用意されます。
 今年は火星のスケッチ大会、となりました。といっても、昨晩、火星を見ることが出来なかったので、この場を借りてのリターンマッチ。井上さんが流行のWebカメラ「ToUcam」で撮影してきたビデオを上映し、それをみんなでスケッチするという趣向です。
 ちなみにビデオは、プロジェクターでホールの天井に上映されました。空を見上げてのスケッチで、なんだか室内なのに、本気で観測している気分です。
 
 アルビレオ・午前中(その2)

 午前中のプログラム、第二部は3グループに分かれていろんなことに取り組みました。

■星座物語読み聞かせ班
 天文科学館の和澤さんによる星座物語。プラネタリウム解説員を少人数で独占(?)しての、ぜいたくなお話会です。

■天体望遠鏡制作班
 市販のキットを利用して口径5cmの天体望遠鏡を組み立てます。果たして時間内に組み立てられるのでしょうか。というか、ちゃんと見えるものができあがるのでしょうか。

■大学入試にチャレンジ班
 みんなで知恵を寄せ合って、地学分野の大学入試問題にチャレンジ。目指すは京都大学だ(!?)

 どうなったかは、参加した人だけが知っています。
 ……ていうか、写真撮るの忘れてたのですが(^^;
 
 加古川総合文化センター
 午後は瀬戸内沿岸まで南下して、加古川市の加古川総合文化センターにやってきました。

 その途中のバスでは、なぜかビンゴ大会で盛り上がりました。あそこまで引っ張るのは"技"です。
加古川総合文化センター
加古川のプラネ  投影機はミノルタMS-10AT型。
 実は兵庫県内で一般公開されているプラネタリウム館の投影機は、明石を除いてすべてミノルタ製です。

 番組は「忍たま乱太郎〜星に誓った友情物語の段〜」。子ども向け番組やろ、と気楽に見ていたら、意外に面白くて、最後までしっかり見てしまいました。ちなみに最初に生解説の星空案内もあるのですが、適度にギャグがかまされて、ドーム内は笑い声に包まれておりました。


 ドームの脇ではプラネタリウムの展示をしていました。こちらは分解された恒星投影球。南北2つで全天の星を投影します。

 実はこれをつかうとタイムトラベルが出来るのですが、ガラスケースの中にあったためか、チャレンジしたものの、上手くいきませんでした。
 

というわけで、18時過ぎ、予定通りに明石市内に戻ってきたのでした。
次回は満天の星空といきたいものです。
でも、みんなでわいわい、たのしい2日間でした。

Part I Part II Part III

(2003年7月20日〜21日/2003年8月8日掲載)

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