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モリモトおじさんのプロジェクトXYZ……
ピンボケ望遠鏡がんばる
2004年3月6日


講演会チラシ(天文科学館制作のもの)
(↑天文科学館制作のチラシをスキャンしました)

モリモトおじさん、こと森本雅樹先生を迎えての講演会がありました。
日本プラネタリウム協会との連携事業とのことですが、
一般の人も参加OKということで出かけてきました。

星の友の会のみなさんもたくさんおいでになられてました。

おじさんと井上さん  真ん中やや左におられるのがモリモトおじさん。右でマイクを握っているのが天文科学館の井上さん。
 おじさんの家で打ち合わせをして臨んだそうですが、井上さん、ちょっとこの日は硬めだったカモ。

 講演会の最中は、ドームにスライド映したり、
 星空を投影していたりするので、写真は撮ってないんです。

 えっと、おじさんの話のキーワードだけ、リンク集をつくっておきます。

 最初に雷が起こるとラジオに「ガガッ」と音が入るのが実は電波望遠鏡なんですよ、という話がありま舌。

★エタノール(地球上では主に酵母の働きでつくられます)
★メタノール(飲むと大変なことに……)
★アセトアルデヒド(二日酔いの原因物質です)
★青酸(猛毒注意!!)

 ……なんの話でしょうね(笑)

★野辺山宇宙電波観測所(45mミリ波電波望遠鏡)
★VSOP(ブランデー……じゃなくて宇宙につくった電波望遠鏡)
★VERA(日本列島電波望遠鏡化計画)

 で、木星軌道にたくさん電波望遠鏡を打ち上げると、宇宙の果てまで観測できるそうです。お金ももちろんかかるのですが、小さな戦争一つ節約すれば実現できるくらいなのだとか。

 オリオン座の分子雲の話が出たときには、プラネタリウムで星空の投影も行われました。目では星の見えないところにも、電波を出す低温のガスが広がっているとのこと。さらには光や電波で把握できている物質って、宇宙全体の1割くらいしかないそうで……宇宙はまだまだ分からないことばかり!

 1時間の時間がウソ!?、と思うくらいあっという間に過ぎ去った、盛りだくさんの愉快なお話でした。

 質問タイムに手を挙げた人、先着2名様にはおじさんの本がプレゼントされました。私は3番目だったので、おじさんが事務室からくすねてきた用意してきたお菓子を頂きました(^_^)。
 でも、自宅にあったおじさんの本を持ってきたので、サインして頂きました。
サインするおじさん
おじさんと子ども  講演会が終わったあとは、サイン会状態になってました。握手を求める人もチラホラ……
 子どもと女性には特にやさしいおじさんです。

そうそう、おじさんに会えそうなチャンスですが、
2004年4月5日に、姫路で花北広場☆観望会が開催されるそうです。
前回のようすはこちら。今度の案内はそのうちここに載ります(たぶん)。

(2004年3月6日/2004年3月7日掲載)

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