塩屋天体観測所プラネタリウム・天文台訪問記明石星の友の会活動紹介・海賊版
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天体観望会
2005年8月20日

 夏休みの土曜日ということもあってか、ふだんより参加者が多めの観望会。この日は昼間に天体望遠鏡の製作教室があり(コルキット4cm屈折を製作)、その参加者も混じっていたそうです。

ドーム内の風景井上さん、しゃべる

 例によって、最初はドームの中で今宵の星のお話。観望対象はアルビレオですが、「太陽系第10惑星!?」の話題も紹介されました。こんなホットトピックスが紹介されるのも、いいところです。

 さて、お話が終わったところで、4階日時計広場での観望会です。夕方は晴れていたのですが、なんだかドームでお話を聞いている間に雲が……

 去年(2004年)ならあきらめムードの漂う展開ですが、今年は「何も見えなかった観望会はない(学芸係の鈴木さん談)」という天文科学館。雲の流れは速く、切れ間からあちこちに星が覗いています。これならなんとかなりそうです。

4階日時計広場、観望開始明石海峡大橋を臨む日時計広場

 館の天体望遠鏡は、友の会の有志が操作して案内します。雲間を縫って、木星・月・ミザール・アルクトゥールス……次々に対象を代えていきます。

 雲が大きく切れた空では、さっきプラネタリウムで見たばかりの星が、本物の空に輝いています。さきほどドームで解説を務めた井上さんが実際の空で星空案内。あちらこちらに人の輪が出来て、大にぎわいの日時計広場。

手製の望遠鏡で月を見る

 こちらは手製望遠鏡の列。昼間に製作したコルキット4cm屈折の見え具合をさっそく試します。天体の導入に苦戦している方が多かったようですが、月ならなんとかなりそうです。クレーターもちゃんとみえるでしょ。ね。

 16階観測室ではアルビレオを見ていたはずなのですが……私、観測室に昇らなかったので様子を知りません。じつは途中で抜け出して、夜行バスに乗って帰省してしまったのでした。そんな日に行くなって? いやいや。

 なにはともあれ、星も月も見えてよかったです。判定勝ち(誰に!?)といったところでしょうか。

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