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2005年度野外天体観測会(冬季)
2005年12月3〜4日

 野外天体観測会、会員の要望に応えて、2004年度からは年2回の開催になりました。夏は遠くへ遠征して天の川の見える空を。そして秋冬は近場でワイワイみんなで星空を楽しみます。

 遠くで見る星空ももちろん良いのですが、移動時間も長いですし、費用もどうしても高めになります。抜群の空……とまでいかなくても、郊外にいけばそこそこきれいな星空は楽しめますし、なによりみんなでにぎやかに夜空を眺める楽しさに変わりはありません。

加古川市立少年自然の家

 遠征先となったのは、2004年に引き続いて加古川市立少年自然の家。明石からは電車+バスの公共交通機関利用で1時間ほど。

 写真にある管理棟の最上階はスライディングルーフになっていて、ここが天体観測室になっています。

 最初に書いておきます。今回も晴れました。天気予報を覆す強運ぶり。

今回もいきなり到着

 天文科学館には13時集合。午後のプラネタリウムを見てから、14時過ぎに館を出発。この余裕のある日程がいいですね。車部隊は途中で食料買い出しです。

 管理棟でチェックインを済ませた後、宿泊棟に移動。実はこの間の歩きが長い。さすが自然の家、贅沢な敷地です。ログハウス風の外観ですが、中はけっこうきれいに整備されています。

 写真の望遠鏡は、施設からお借りしたもの。ビクセンの90mmアクロマートにカスタム経緯台。初心者向けに分類される機材ですが、堅実で扱いやすい望遠鏡です。ん……!? 手前の筒は!? 宇野家の誇る10cmドブソニアン。夏に続いて今回も登場です。

鍋でございます

 去年は弁当で済ませてしまった夕食ですが、立派な厨房があるのを知って、今年はみんなで鍋です。

 テーブルによって、キムチ鍋と寄せ鍋(写真ぶれちゃいました)があります。適当にハシゴして両方の味を楽しみます。この時間帯、西空に金星が見えていたはずなのですが、誰一人としてそんなこと言い出す人いませんでしたね(^_^; いや、私も食べるのに夢中で忘れていました。

星見会

 天体観測室で観望会です。施設の行事として開催されている定例の「星見会」にぞろぞろとお邪魔します。

 スライディングルーフ、屋根が全開になるので、星空満開。ドームだとスリットの間からしか星が見えないから、望遠鏡がどこを向いているのか分かりにくいんですよね。みんなでワイワイやるにはこちらの方が向いています。

 そして加古川の少年自然の家は、設備も充実しているのです。五藤光学40cmカセグレンを筆頭に、五藤光学20cmクーデ式が3台、フジノン15cm25倍双眼鏡が3台。双眼鏡でいいので、1台でいいので明石に譲っていただけませんか(^_^)。いや、この双眼鏡で見た二重星団のきれいだったこと!

 スタッフの方による星座案内もありました。天の川までは見えませんが、明石の空より一段きれいな夜空です。

 ついでに40cmカセグレンで、デジカメをのぞかせて火星の写真を撮らせてもらいました(ピクセル等倍、トリミング済)。南北が合っていませんが、欠けている姿と、薄暗い模様が分かります。

出張プラネタリウム

 曇ったときのために、と○○さん(本人の希望で伏せ字)がホームスターを持ってこられました。

 宿泊棟にもどって一休みの時間帯に、さっそく上映会です。みんな興味津々。

 こちらは星座線入りの恒星原版を投影したもの。なかなかきれいなものです。

etc

 このあと少し雲が出てきましたが、晴れ間をついて宿泊棟のテラスで観望会の二次会です。ここの敷地、街灯がぜんぜんないので、テラスで十分、星空が楽しめます。

 あんまり暗いので、写真は撮ってません。

 ふたご座流星群のはしりの流れ星がいくつか飛んでいました。

 日付が変わることまで星空を眺めて、床につきました。えっと、私は2時くらいまで起きてしゃべってましたが、さらに延長戦されてたかたもいらっしゃるみたいです。

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