前のページへ戻る>
塩屋天体観測所> プラネタリウム・天文台訪問記>明石天文科学館星の友の会>
友の会の会員の方から「ホタルも見たいですね〜」という提案があって、タイトルそのまんまの企画です。ちょっとよくばりかつ贅沢なお誘いです。
金ヶ崎公園は明石市の西郊にある自然公園。実は昨年夏も星の友の会で観望会を行った場所。街灯もなく、広場もあり、星見にはなかなかよい場所です。
集合は19:30だったのですが、夏至も近いということで空にはまだ薄明が…… 最初は公園内を散歩しながら、ホタル見物ということになりました。 で、歩いていると、チラホラ光るものが、一つ、二つ、三つ。 わー、ホタルなんて何年ぶりに見たやろか。 わたくし生き物関係はさっぱり弱いので、後から調べたのですが、どうやらヘイケボタルという種類らしいです。体長1cm弱。ホワーッ、ホワーッと明滅しながら飛んでいました。明るさはだいたいシリウスと同じくらいです。 |
で、そのあと公園の広場で観望会となりました。 薄明は終わっているのですが……空が明るい。街灯が一本もないのに、互いの顔が何となく分かってしまうありさま。あれ〜ここもこんなに空が明るかったやろか。3等星までがなんとか、という感じ。ちょっと薄雲がかかっていたようですので、明石の街明かりがよけいに散乱していたのかもしれません。 肝心の彗星ですが、ニート彗星はなんとか双眼鏡で捉えることが出来ました。すんごく淡い姿でした。 |
ということで、ホタルも彗星も、無事に見ることが出来た観望会。密かに彗星よりホタルの方が印象に残った人の方が多いのではないかと思ったりしているのですが(笑)。
(2004年6月4日/2004年6月6日掲載)