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観測所雑記帳 Jan. 2004


新春お気楽観望会 2004年1月2日

 「ちょっとそこまで、星を見に…」のサイトを主催されているなかをさんのBBSの常連さんの集まったお気楽観望会に参加。
 年末年始はPC環境から離れて、携帯メールでのやりとりで、どうなることやらと思っていたが、無事に合流。こちらもみなさん初対面の方ばかりだったが、普段から交流もあるためか、さして気を使うことなく文字通りのお気楽観望会となった。

 天気は……晴れたり曇ったりだったが、これでもこの観望会ではよい方なのだとか。
 ちょっとあやしげな塩ビ管望遠鏡や、どこぞのアウトレットのアイピースなど、なんだか不思議な機材ばかり並んだものだが、リーズナブルに程々の気合い(^_^)で、気軽に楽しくというコンセプトはどこか通じるものがあって、なんだか面白かった。

 これまた機会があったら、顔を出してみたいもの。というか、自分の掲示板によく書き込んでくださっている方って、実は関東の方のほうが多かったのか(@_@)。

遠征機材 2004年1月10日

 しばらく埃をかぶっていたSATURN60とBORGの簡易赤道儀の組み合わせ、なかなかGOODだということが判明。
 SATURN60は60倍の土星の像もシャープで、ジャンクレンズの自作77mmとは一線を画したものがある。正立プリズムにヒビを入れてしまって夜間はほとんど使っていなかったのだが、これは侮れない。そのうちきちんと修理しよう。

1月17日 2004年1月17日

 朝からみぞれ混じりの雨。三宮は雪。
 これだけ天気が悪かったのは、初めてではなかったかと思う。それでも夕方には回復して、夜にはチラホラ星も見え始めていた。

 JR新長田の駅前に、酒井俊さんの「満月の夕」が響き渡る。
 竹灯籠に、何千ものロウソクの灯がともされる。
 阪神・淡路大震災から9年の日。

天文科学館特別観望会 2004年1月24日

 についてはこちらをご覧ください。

天体望遠鏡店訪問 2004年1月25日

 久しぶりに梅田(大阪)の協栄産業に行った。目的はBORGのパーツで、デジカメ用の変換リング。細かい部品の買い物で、無駄足だと困るから予め在庫を電話で確認して置いたら、別に名前を名乗ったわけでもなかったのに、ちゃんと取り置いてくれていた。

 店内にはフィールドスコープがわんさと並んでいて「最近よく出るんですか?」と訊ねたら、「いやー星を見ていた人が鳥に目覚めてしまったり、一回こちらを使ってしまうと、ちょっと見くらいならこちらで星を見るようになってしまう人も多いんですよ」と言う話。いろいろ覗いてみるものの、実は昼間の景色を望遠鏡で覗こうなんて思わないので、何がいいのか悪いのかよく分からない。そのうち向かいの壁のタイルの目地や換気扇の排気口の網で解像度や歪みをチェックしだしたが、まぁどれもこれもそこそこ見えるようだ。もっともEDやフローライトの機種ばかり置いてあったらしいのだが。

 ニコンの一世代前の機種がアウトレットで出ていて、思わず気持ちがそそられたのだが、日頃の貧乏さ加減を思い出し、踏みとどまった。光学機器となると、ついつい財布のひもが緩くなるから困る。危ない危ない。

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