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アポダイジングマスクをつくる


 アポダイジングマスクというのは、網戸のような網を2〜3枚重ねて作るフィルターのことです。
 コントラスト向上に役立つらしいので、火星大接近にあわせてつくってみました。

■用意するもの

網戸  ホームセンターで買ってきた網戸です。2m×1mほどで、安いものだと300円台で売っていました。#20というもので、1インチ辺り20本の格子が入っている規格です。

■完成

アポダイジング1号  工作している写真を撮る間もなく完成。
 網戸に円形の穴を開けて、段ボールに挟み込んでホチキスで留めるだけです。網戸がゆがむので、きれいに円形を切り抜くのが面倒ですが、難しい工作ではありません。
 しかし、とても光学機器とは思えない出来映えです。
アポダイジング1号装着  こちら、望遠鏡に装着した図。セロテープで固定(?)してあります。
 中央の穴が口径の50%、外側の穴が口径の75%でつくったつもりだったのですが、うっかりミスで、口径でなく、鏡筒経の50%・75%で制作してしまいました。
 口径と比べると、70%と100%……外側の網の意味がありません(T_T)。
 まぁいいや、網戸たくさん余ってるからいくらでも追加制作は出来ます。こいつは試作1号ということにしましょう。

 で、実際の効果なのですが、取り付けた状態で火星を見てみると、今ひとつ効果のほどは分かりません。で、はずした状態と取り付けた状態を比べてみると、なるほど、確かに模様が若干濃く見えます。次はきちんと計算してまともなものを制作するぞ!

(2003.8.11記)


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