塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記
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開館以来の天文台北館 |
開館以来の建物が天文台北館です。
なゆたのある南館が銀色一色のデザインなら、北館は少し落ち着いた欧州風の建物です。
なんでここまで趣の違う建物を建ててしまったのか不思議なのですが、並んでしまうとそれなりに景色に収まってしまうのも不思議なところ。
最上階のドームには60cm反射望遠鏡が設置されていて、こちらも昼間は自由に見学することが出来ます。こんなに開放的にしていていいのでしょうか、というくらい開けっぴろげな天文台です。
なゆたを見た後だと、こぢんまりしたように見えてしまいますが、それは恐るべき目の錯覚で、明石の天文科学館の観測室の望遠鏡は口径40cmですから、1.5倍の口径があるのです。
2000年の秋に一度、来たことがあるのですが、この時は荒天で星空を見ることが出来ませんでした。なゆたは覗いたことがあるのに、この60cm鏡での星空は未だに見たことがありません。
ドーム内の貼り紙 |
60cm反射望遠鏡 |
ミュージアムショップ"twinkle" |
隕石展示 |
ミュージアムショップ"twinkle"は、個性ある品揃えです。科学館の併設売店は、どこも金太郎飴のような理科系グッズが並んでいることが多いのですが、きっと気のきいた担当の方がいらっしゃるのでしょうね。
1階の片隅にある隕石展示。でかい固まりは隕鉄ですが、ぜひ持ち上げてみてください。
由来はもちろん全天第二位の明るさの星 |
食べきれない鍋 |
ここで鍋を食べるときは、人数分注文してはいけません。半端でない量が出てきて食べきれなくなることうけあいです。おいしいんですけどね。
グループ用ロッジ |
スター☆ダスト号 |
グループ用ロッジは10名以上の団体用。格安料金で、設備は青少年の研修施設といったところ。星を観に行ったら、晴れたらあまり寝ないので、十分です。家族用ロッジには入ったことがないのですが……前にTVで見た限りでは豪華そうでした。
右の写真は移動天文台車スター☆ダスト号。25cmシュミカセを積んであちこちに出張します。私は姫路市内でお目にかかっています。ちなみのその時のドライバーは黒田さん。
三等三角点「大撫山」 |
太陽モニタ望遠鏡 |
天文台の敷地内に三等三角点「大撫山」があります。北緯35°1′32″.2132、東経134°20′7″.6031、標高435.88m。
右の写真は太陽モニタ望遠鏡。赤道儀の陰になっていますが、BSアンテナを太陽に向けて太陽電波も受信しています。
天文台に生息するらしい「全長80m」のキジ。なゆたを組み立てたのはきっと彼らに違いない。
(2006.5.3,2007.2.24-25訪問/2007.3.13記 福田和昭)