撮影日時:2004年10月14日 10時55分〜52分、露出
1/600秒〜1/800 撮影地:神戸市兵庫区 撮影機材等: ペンタックス タンクローG 8×24双眼鏡(手持ちコリメート撮影) ビクセン日食グラス使用 キヤノン Powershot A70 5.4-16.2mm(16.2mm側で撮影) F8 ISO50設定 ※グレースケールに変換、レベル補正、トリミング、縮小処理済み |
■2年4ヶ月ぶりの日食
久々にこのサイトに登場する天体写真。機材はやっぱりコンパクトデジカメ。
2004年10月14日の部分日食。国内で見ることが出来たものとしては2年4ヶ月ぶりのもの。前回2002年6月11日はベタ曇りに曇って、終了間際に雲間にほんの一瞬見えただけ。今回の関西はスッカラカンの秋晴れで、久々の好条件下で欠けた太陽を見ることが出来た。
現象自体は2時間弱で、晴れてさえいればどこでも見ることが出来るので、通常通り出勤(実は前科数犯)。自転車通勤なので、観測機材はリュックに入るものに収める。小型双眼鏡と日食グラスと、いつも持ち歩いているデジカメ。以上。
朝から秋晴れ。仕事をしてるとそのまま日食のことを忘れてしまいそうなので、机の上に食の開始と最大と終わりの時刻を記したメモを置いておく。
写真は、この双眼鏡の対物側に日食グラスをガムテープでベタベタに貼り付け、接眼レンズにカメラを押しつけて「パシャ」っとやったもの。しかも手持ち(これはさすがにしんどい)。デジカメのモニターではピントを追いきれないので、ちょっとピントも甘め。でも日食の様子はじゅうぶん分かる。実は太陽面左下隅の黒点もなんとなく判別できるコマもある。
ほんとは景色と一緒に狙ったコマもあったのだけど、さすがにそれは無理だった。
(2004.10.15 福田和昭 記)