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第2回星の友の会例会
2002年9月8日


 2002年度2回目の例会は、9月8日(日)に行われました。
 例会は夕方18:00からですが、天文科学館は一旦17:00で閉まってしまいます。遠くから来ている人はちょっと時間を持て余してしまうのですが、この日はその間の時間、4階の天文ホールを友の会の会員向けに開けていました。会員同士の親睦を図る場に……ということでしたが、あまり知られていないのか、今回は見知った顔ばかり。やっぱり定刻になって、みなさん科学館に足を運ばれてこられたのでした。
 次回はもっと事前にPRしてもよいのかも。
 友の会の代表でもある、館長さんの挨拶。今年天文科学館に異勤し、すっかり星の魅力に取り付かれてしまった方です。夏休みの研修の際、アメリカのスミソニアン博物館に行かれたとか。アポロ宇宙船や月の石の実物を見学した話……うらやましい! 館長挨拶
熱弁の塩岡さん(ちょっとピンボケ)  司会は友の会幹事の塩岡さんにバトンタッチ。まずは8月に行われた野外天体観測会の報告です。
 写真をいっぱい使った盛りだくさんのレポートです。「子どもさんのパワーに圧倒された」と塩岡さん。私も当日は質問でタジタジになってましたっけ。
 →簡単ですが私製の野外天体観測会レポート
 次は長尾さんの「夏のオーロラ紀行」レポート。
 「オーロラは冬に見に行くもの」という既成概念(?)を打ち破り、家族の反対からも立ち直り(一緒に連れていった)、夏のカナダに旅立った驚きと感動の物語。

 夏のイエローナイフならではの珍事情・新発見を紹介しながら、最後はドーム内に星空とオーロラ投影機の光のカーテンを映し出し、スライドで長尾さんの取れたての写真を鑑賞しました。BGMは知る人ぞ知る名曲、さだまさしの『極光(オーロラ)』。
 粋な演出で「オーロラ見たい症候群」流行の気配!?
夏のオーロラ紀行
四元さん発表  続いて四元さんから夏の思い出レポート。京都・るり渓の星祭り「星をもとめて」参加報告や、野辺山電波天文台と岡山天体物理観測所の一般公開、木曽観測所の訪問記、乗鞍コロナ観測所と、山荘での星見……西に東に大奔走の報告です。

 野辺山では今年進学した大川くんにバッタリ出くわしたり、木曽では訪問者名簿に菅野さんの名前を発見したり。みんな考えることと行動パターンが一緒なのでしょうか。

 続いて、私めが星野写真講習会の報告。→こちら(少し画像が多めです)

 最後に館の井上さんから今後の天文現象の説明と、友の会会員でもある旅行会社職員の南さんからオーストラリア日食ツアーの紹介がありました。まだ見ぬ南天の星空と黒い太陽の誘惑が……

 その後、いつも通り4階屋上と16階ドームで天体観望会を行いました。4階ではアルビレオとM7散開星団。16階ではM57やM27、天王星などを観望しました。 4階屋上観望その1 4階屋上観望その2
 昼間は曇っていたのに、夕方からは快晴。そして例会が終わるとともに再び雲がもくもくと。この日の出席者の中に、きっと晴れ男/晴れ女が潜んでいたに違いありません。

(2002年9月8日/2002年9月10日記)

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