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第2回星の友の会例会
2003年9月7日


 2003年度第2回例会は9月7日に行われました。
 火星大接近の直後ということもあって、多くの会員の方が集まり、にぎやかな例会となりました。

 例会スタートまでの時間に、井上学芸員のサービスで、コンソールの裏側から、プラネタリウムの舞台裏を紹介していただきました。早く来られた方はお得でしたね!
四元さん報告

 最初は夏休みの報告ということで、私から金ヶ崎公園での観望会と、火星儀の制作のレポートをさせて頂きました。
 引き続いて夏の思い出を語ろうということで、四元さんからぜひにということで、旭川市青少年科学館と佐治天文台の訪問記。

 旭川には明石と同じツアイス・イエナ製の投影機があり、今も現役でがんばっています……が、科学館の建て替えに伴って今年で引退だそうです。でも後継機は最新のツアイスが導入されるそうで、そちらも楽しみですね。

 会員のみなさんに、順番に夏の思い出を語っていただきました。
・「火星の写真にチャレンジしているが、なかなかうまくいかない」
・「今年は天の川を見てない」
・「こんどこそ火星を見たい」
 という方から、
・「沖縄と大台ヶ原でこれぞ天の川、という空を見た」
・「上高地でプラネタリウムのような星空を見た」
 といううらやましい方まで、いろんな夏があったようです。

夏の思いで1
夏の思いで2

 火星がのぼってくるまでの時間に、井上学芸員から火星のお話がありました。最後のクイズ大会では、
・火星に愛はあるか?
・火星は笑っているか?
なんて珍問奇問もありました。全問正解された方もいるんですよね。すごいです。

火星のお話
月観望

 いよいよ火星の観望会です。
 薄雲が若干残るものの、8月末の悪天候がウソのように晴れ渡り、絶好の火星日和となりました。

 最初は4階の日時計広場に、望遠鏡を並べて火星を眺めます。こぢんまりとした人数なので、火星を見たり、月を見たり、中には会員持ち込みの望遠鏡や双眼鏡を思い思いの空に向けてみたり。

 ワイワイガヤガヤ、みんなで星を見るのはやはり楽しいものです。

 そして、何グループかに分かれて、子どもから順番に16階の観測室に上がりました。

 16階の観測室では、月と火星を、40cm反射望遠鏡と、15cm屈折望遠鏡で楽しみました。

 初めて望遠鏡での月をごらんになった方もいて、大迫力のクレーターに感激しておられました。
 火星もシーイングが落ち着いたときには、ずいぶん細かい模様も見えました。個人的にはマリアネス峡谷を初めてみることが出来てうれしかったです。

火星観望

(2003年9月7日/2003年9月8日記)

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