塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記|明石星の友の会活動紹介・海賊版
前のページへ戻る
クイズラリーにこの日も参加。2日連続でポストカードをゲット。ってやっぱり末等です。
前日の敗北にめげることなく予告状を送りつけるブラック星博士。
この日もメガスターでの子ども向け投影の最中にやってまいります。小脇に抱えてきたのは家庭用プラネタリウム「ホームスター」ではありませんか。
「メガスターはワシが持ち帰ってな、代わりにホームスターを置いていくんじゃ。イベントの名前もな、『ツァイス&メガスター』じゃなくて、『ツァイス&ホームスター』に変更じゃあ」
例によってコンソールを乗っ取り、やりたい放題ツァイスとメガスターをもてあそんだブラック星博士ですが、今日もまた、シゴセンジャーの前に敗れ去ったのでした。
2階のドーム前は次の投影に並ぶ人たちで混雑するので、1階の階段前で記念撮影大会。
こんなプラカードまで出現しました。
この日見たのは、2回目の黒田さんの投影と、3回目の井上さんの投影。両方ともほぼ満席。
そして投影終了後は記念撮影の人の波。みんなで携帯電話をメガスターに振りかざす姿は、何かの儀式のようです。
ツァイスの夕暮れから始まり、季節の星座の解説。そして星空はツァイスからメガスターのものへと移り変わります。一瞬、すぐには違いが分からないのですが、目が慣れてくると膨大な星の質感に驚きます。
銀河系から太陽系、そして小惑星に話題が移って、メインテーマの「星の王子さま」の話が始まります。話題の切り口は解説員ごとに少しずつ違うのがまた面白いところ。
やがて星空に目を移すと、東から夏の銀河、そして緯度変化で南半球へと大旅行。
ツァイス&メガスターの魅力を存分に引き出す好番組です。
2階の天文ホールでは日替わりの科学教室。2日目は「光をさぐれ!CD分光器をつくろう」ということで、紙箱にCDの破片をセットして、スリットを通した光を当てるとスペクトルを観察できる分光器の工作を行いました。
実は、完成した分光器をスリットから覗きこんで、笑われたのは秘密です(汗)。なんという初歩的誤りを……
屋外のゲームコーナーは、あまりの寒さに店じまい。朝から3回連続で投影を見たので、この日はここで帰りました。
13階にあった「星座おみくじ」。運勢……じゃなくて駄洒落でしょう、これは。そしてこの札は子どもには分からないネタだと思います(笑)。
クイズラリーに三度チャレンジ。最終日にしてレターセットゲット。でも私、ハガキはたまに出すけど、手紙は書かないんですよね。どうしよう。
三度現れたブラック星博士。この日は「電光掲示板付きベルト」を身にまとって登場。しっかり「MEGASTAR」の文字を流していましたが、どのくらいの人が気付いたのでしょう?
お客さんに合わせて、微妙にアドリブを効かせているのがナイスです。ブラック星博士、この日も負けちゃうんですよねぇ。
ぜひ一度、「違いの分かるブラック星博士」になっていただきたかった。
この日見たのは、2回目の兼吉さんの投影と、5回目の井上さんの投影。このイベントが始まる前に見た分を合わせると、レギュラー解説陣の投影を全て見たことになります。
メガスターIIは、マジョーラ塗装という特殊塗装を施されているので、光の当たり具合で色合いが変わって見えます。2号機ミネルヴァはドーム内で下から見上げると赤色なのですが、フラッシュを焚くとこの通りの青色に。
※投影終了後の撮影は許可されていますが、投影中の撮影は禁止です。フラッシュを焚かなくても液晶画面の灯りやAF測距光で投影の妨げになります。
実は21日の密かなメインイベントです。ハワイから講師を呼んで、しかも30人限定。
「すばる望遠鏡〜大きくてもより正確に〜」
講師:国立天文台ハワイ観測所副所長 臼田知史さん
「明石から宇宙へ〜宇宙の距離のおはなし〜」
講師:国立天文台ハワイ研究所専門研究職員 臼田-佐藤功美子さん
講師のご家族、実はシゴセンジャーを見にハワイからやってきたのだそうです。これに合わせて出席する学会のスケジュールを調整したとか、シゴセンジャーの投影と引き替えに講師依頼を受けたとか、どこまで本当か分かりませんが、功美子さんなんてシゴセンジャーの主題歌を覚えて来ちゃったのだそうです。
会場の1/3くらいは子どもたちだったのですが、子どもに分かりやすいレベルの話ながら大人もじゅうぶん楽しめる絶妙な内容で、あっという間の2時間でした。プラネタリウムのコンサート聴くつもりだったんですけど、忘れちゃいましたよ。
そう、この講演会に参加していたのは、メガスターの投影を振り切って隣の小部屋にやってきた剛の者ばかりなのです。