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塩屋天体観測所>観測記録室>2003年火星大接近>
「火星の石」を見てきました。
というと、「そんなものが地球にあるんですか」と聞かれそうですが、あるんです。2003年8月27日の火星大接近に合わせて、明石市立天文科学館にやってきました。
火星隕石 隕石名:Yamato000593 |
今から1300万年前に火星に小天体が衝突したときに、その衝撃で火星の地中の岩石が飛ばされて、太陽系内を漂ったのち、数千年前に地球に落下したものだとのこと。
隕石に含まれているガスの成分が、ヴァイキング探査機で調べられた火星の大気の成分と一致することなどから、元は火星の石だったとされました。
2003年現在で、地球に46個しか発見されていない貴重なものです。
世の中5575万8000kmまで地球と火星が接近したことで大騒ぎしているのに、火星の石に数十cmまで超大接近してきました。(^_^)v
2003年8月23日〜31日まで明石市立天文科学館で特別公開されていました。 |