塩屋天体観測所|プラネタリウム・天文台訪問記
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[天文台まで 第一赤道儀室 アインシュタイン塔 展示室 大赤道儀室 そのほか]
国立天文台の展示室は、ビジターセンターの役割を果たしている場所といって良いでしょうか。
公開されているエリアが、歴史的な建造物や観測機器が中心なのに対して、こちらではハワイのすばる望遠鏡やチリに建設されている電波望遠鏡群のALMAについて、詳しい解説を見ることが出来ます。
外見はいかにもプレハブ建築なので、ちょっと肩の力が抜けるかもしれませんが、常時公開を開始するにあたって整備されたのでしょう。
壁面には最近の観測の様子がパネルで展示されています。 そしてデーンとすばる望遠鏡の模型が置かれています。 いまや日本の天文学のエースとなったすばる望遠鏡。ドームの内部が分かる詳細なカッティングモデルで、ドームの回転と望遠鏡の上下動をボタンで操作することが出来ます。 |
変わったところでは、すばる望遠鏡の主焦点に付けられているレンズの展示があります。世界各国の最先端を走る口径8m級の望遠鏡の中で、唯一すばる望遠鏡だけが、主焦点を利用できるのですが、その主焦点に組み込まれている補正レンズ系の一部です。たしかキャノンが開発したのでしたっけ。ほとんど重石のような存在感です。