塩屋天体観測所東経135度子午線を訪ねて子午線道中膝栗毛
前のページへ戻る

遙かなり友ヶ島 (三)

(2005年2月27日訪問/2005年3月27日記)

いざ、和歌山へ

 2005年2月26日、神戸を出発。途中で貝塚の善兵衛ランドに寄り、和歌山の市立子ども科学館も訪問。自宅の最寄り駅から貝塚までが2時間、さらに貝塚から和歌山まで1時間。やっぱり遠いです。休日だというのに、平日の出勤より早起きして家を出る始末。

 山陽電車→阪神電車→大阪環状線→南海電車→水間鉄道→南海電車と、電車もたくさん乗りました。水間鉄道なんて、大阪府南部の人でなければ、どこを走っているか知らないのではないかと思います。善兵衛ランドに行こうと思わなければ、一生乗らなかったのではないでしょうか。

 和歌山では、まず和歌山城の見学に行きました。城跡めぐりも好きなもので。

 南海和歌山市駅から歩いていく途中に、勝海舟の寓居跡なんてのもありました。なにはともあれ、和歌山到着が13時を回っていたので、お昼ご飯を食べたかったのですが、これが食堂がほとんどないんです。お城も役場関係も南海和歌山駅の方が近いのですが、賑わい的には裏口的存在なのでしょうか。そんなこんなで、城跡もさくさく見て回り、和歌山市子ども科学館に到着です。

 前述したように、和歌山市立子ども科学館では、友ヶ島に子午線標識があると書き記した高城武夫さんの特別展を開催中(上写真)。館の津村光則さんは、2002年12月の豪州皆既日食で西はりま・明石合同の観測ツアーに参加した縁もあり、私のことも覚えていて下さいました。子午線のことを訪ねると、快く『喜の国』の原本を展示ケースから取りだして説明して下さいました。「子午線が通っていることはホームページでも宣言したのだけど、友ヶ島には行こうと思いながら、まだ足を運べていない」とのことで、「何かあったらぜひ教えて下さい」とのこと。

 そうとなったら、いよいよ友ヶ島に上陸し、この目で真相を突き止めぬ限りは帰れません。腹ごしらえに和歌山ラーメンを食べ、しっかり宿で眠りについたのでした。

(二)へ戻る遙かなり友ヶ島(四)へ続く>

(2005年2月27日訪問/2005年3月27日記)

塩屋天体観測所東経135度子午線を訪ねて子午線道中膝栗毛
このページの先頭へ戻る前のページへ戻る