塩屋天体観測所プラネタリウム・天文台訪問記
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2005年の科学万博(6)
つくば科学博〜EXPO'85〜から20年

(2005.10.31訪問/2005.11.1記)

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エキスポランドの科学万博残影(中編)

 テクノコスモスの観覧車。高さ85mで、科学万博当時は世界一大きな観覧車でした。

 実は私、この観覧車にも乗っていません。万国博覧会のパビリオンは入場無料が原則なのですが、当時のテクノコスモス、宇宙食とメダルを800円で買わないとこの観覧車に乗ることが出来ませんでした。なんと理不尽な! と小学生ながらに思ってしまい、結局、会期中は乗ることないまま終わってしまいました。

 妹は観覧車に乗りまして、後から宇宙食だけ分けてもらいました。これがまた、甘ったるくて、まずかったんですよねぇ。

いざ、観覧車

名前はテクノスターに

ゴンドラは換装されています

 せっかくエキスポランドに足を運んだので、このテクノコスモスの観覧車も乗ってみることにしました。名前はテクノコスモスから「テクノスター」に改められています。ロゴに何となく当時の面影が残っているような。

 テクノスターの乗車料は大人500円(2005年10月現在)。科学万博の時より安くなってます。すでに100m超級の観覧車があちこちに出来ているので、この観覧車も世界一どころか世界のトップ10からも圏外になってしまいました。とはいえ巨大観覧車であることには違いありませんし、かつてのギネスホルダーの由緒ある観覧車です。

だんだん登ってきました

ちょうど最初の1/4地点(高さは中間点)

 ゴンドラはゆっくりゆっくり上昇していきます。アクリルガラスできちんと覆われているせいか、高さによる怖さは感じません。

1/4地点付近からこんな眺め

ドアの換気口から下が見えます

 エキスポランドを一望の下に見下ろせます。そうかぁ、科学万博の時に乗っていれば、当時のつくばの会場がこんな感じに見えたんだなぁ、とちょっと感慨に浸ります。写真を撮る趣味でもあれば、きっと鳥瞰写真を撮るためにお金を払うことなどいとわなかったのでしょうが、当時は全然、カメラに興味がありませんでした。

まもなく最高点

どこまでも天高く

 テクノスターのゴンドラは、科学万博当時の物から換装されて、エアコン装備の物になっています。ちなみに隣のゴンドラとの視界を遮ることが出来るよう、ブラインドまで付いています(おいおい)。

最高点直前にて、やっぱり高い

下を見ると鉄パイプジャングル

 テクノスターが一周する時間は15分。景色を楽しむには、過不足ないちょうど良い時間です。

足元をビスタライナーが通過

こうしてみると、なかなかの長大編成です

下からのテクノスター

迫力の骨組み

最高点付近を望む

 下から見上げると、やはり大きいです。あそこまで昇ったのかと思うと、改めてびっくり。

 エキスポランド編、もう少し続きます。

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