但東町中山にある子午線標識。県道2号線(宮津八鹿線)東側の丘の中腹にあるお堂に登る階段沿いにあります。コンクリート製のどっしりとしたデザインが目を引きます。
(写真撮影/GPS実測:2008年10月12日)
基本データ
- 所在地
- 豊岡市但東町中山 県道2号線(宮津八鹿線)東側
- 建立年月日
- 1961年7月12日
- 世界測地系(GPS実測)
- 北緯 35度30分04.6秒 東経134度59分58.2秒
- 日本測地系(公称/実測値換算)
- (公称)北緯 35度30分 東経135度
(実測値換算)北緯 35度29分53.2秒 東経135度00分08.2秒
- 基準測地系
- 日本測地系
モニュメントの碑文
- 南面
- 東経
北緯 35°30'
135°
- 北面
- 東経
北緯 35°30'
135°
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写真

[左]モニュメントの側には交通安全を祈願した「子午線観音」が建てられています。2005年7月建立。[右]モニュメントのたもとにある「子午線の塔」の銘板。
但東町中山の子午線公園内にあるモニュメント。先に紹介した子午線塔より70mほど西ですが、こちらの方が日本測地系東経135度子午線に近い場所にあります。
モニュメントは日時計を兼ねていて、日本最大のものだといいます。モニュメントのある子午線公園は日本標準時制定100周年を記念して建設されたもので、子午線を通過する5市11町の市町木が植えられています。
(写真撮影:2001年8月16日/GPS実測:2008年10月12日)
基本データ
- 所在地
- 豊岡市但東町中山 県道2号線(宮津八鹿線)西側
- 建立年月日
- 1986年12月
- 世界測地系(GPS実測)
- 北緯 35度30分02.5秒 東経134度59分55.8秒
- 日本測地系(公称/実測値換算)
- (公称)北緯 35度30分 東経135度
(実測値換算)北緯 35度29分51.1秒 東経135度00分05.8秒
- 基準測地系
- 日本測地系
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写真

[左]モニュメントのたもと。東経135度と北緯35度30分の交点が示されてます。[右]モニュメント周囲は「子午線公園」として整備されています。。
標高620mの郷路岳を東西に縦断する林道郷路線(子午線クロスラインごうろ)沿いにある子午線標識。標高482m地点にあり、日本最高所の子午線標識です。
(写真撮影:2001年8月16日)
基本データ
- 所在地
- 豊岡市但東町 林道郷路線(子午線クロスライン)西側入口より2.2km地点の南側
- 建立年月日
- 1988年9月
- 世界測地系(Web地図から測定)
- 北緯35度27分40.5秒 東経134度59分49.9秒
- 日本測地系(公称/測定値換算)
- (公称)北緯35度27分27秒 東経135度
(測定値換算)北緯 35度27分29.1秒 東経134度59分59.9秒
- 基準測地系
- 日本測地系
モニュメントの碑文
- 北面
- 子午線クロスラインごうろ
標高482M
東経 135°
北緯 35°27′27″
昭和63年9月造
郷路開発研究会
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写真

[左]標識の銘板。[右]子午線クロスラインの入口看板。(いずれも写真撮影:2001年8月16日)
豊岡市但東町栗尾の標識。標識の上に付けられている動物は干支をなぞらえて、地元の人々により、毎年、掛け替えられています。
※GPS実測時は明石市立天文科学館星の友の会の吉野家のみなさんと一緒に訪問しました。
(写真撮影2017年11月16日=宇津巻竜也さん提供/GPS実測:2008年10月12日)
基本データ
- 所在地
- 豊岡市但東町栗尾
- 建立年月日
- 世界測地系(GPS実測)
- 北緯 35度26分24.9秒 東経134度59分51.5秒
- 日本測地系(実測値換算)
- 北緯 35度26分13.5秒 東経135度00分01.5秒
- 基準測地系
- 日本測地系
モニュメントの碑文
- 西面
- 子午線通過地点
豊岡町但東町栗尾
- 東面
- 子午線通過地点
豊岡町但東町栗尾
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写真

[左]2011年はウサギ。(写真撮影2011年6月5日)[右]2010年はトラ。(写真撮影2010年5月29日)


[右]2009年はウシ。(写真撮影2009年11月22日/吉野健一さん提供)[中]2008年はネズミ。(写真撮影2008年10月12日)[右]2003年はヒツジ。この時はまだ旧標識と併存していました。(写真撮影2003年9月23日)
旧但東町栗尾では、国道426号線を挟んで建つ2本のポールが子午線標識となっていました。丸木にペンキを塗った黄色いポールに手作り風の風見鶏のアクセサリーが載っている、素朴なデザインでした。
道路拡幅工事に伴って撤去され、現在は干支を象った標識が建てられています。
※標識の撤去と置き換えについては、明石市立天文科学館学芸係の鈴木康史さんに情報を頂きました。(2008.10.4追記)
(写真撮影:2001年8月15日)
基本データ
- 所在地
- 豊岡市但東町栗尾
- 基準測地系
- 日本測地系
モニュメントの碑文
- 北側標識・西面
- 東経一三五度通過地点
- 北側標識・東面
- 東経一三五度通過地点
- 南側標識・西面
- 東経一三五度通過地点
- 南側標識・東面
- 東経一三五度通過地点
写真


[左]拡大写真。手作り感あふれる標識でした。[中]道路の北東側から見た標識。手前の看板には「東経135度通過地点 子午線の里 但東町栗尾」とありました。[右]2003年には未と「子午線道」の看板が追加されていました。(写真撮影2003年9月23日)
豊岡市旧但東町中山地区には、その名も「子午線前」というバス停があります。豊岡駅〜奥藤を結ぶ全但バスが、平日日中は1時間に1本弱の頻度で運行されています。
※明石市立天文科学館星の友の会の吉野家のみなさんに教えて頂き、一緒に訪問しました。
(写真撮影:2008年10月12日)
基本データ
- 所在地
- 豊岡市但東町中山
モニュメントの碑文
- 北面
- 全但バス
子午線前
のりば
- 南面
- 全但バス
子午線前
のりば
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写真
とう見ても民家の敷地内にある不思議なバス停です。
旧但東町の汚水マンホール。日本列島と但東町の位置、但東町の経度・緯度をデザインしたものです。
(写真撮影:2001年8月15日)
モニュメントの碑文
- マンホール上面
- 但東おすい
E135°
N35°30'